映画の世界ではありませんが、人の記憶や経験を自分のものにできたらと思ったことはないでしょうか?脳の解析ができ、記憶・経験の保持の仕組みがわかれば、人の記憶を簡単に書き換えることができるでしょうし、経験を擬似的に与えることも可能でしょう。映画やゲームが現実と仮想の世界の垣根を低くし、様々な問題を起こしていると指摘している人がいますが、この指摘はあながち間違いではないと思っています。
学問の功績は以前に指摘しましたが、知識や経験を文字等で体系的に残す事によって試行錯誤を減らし、プロセスにかかる時間を圧倒的に減らしました活版印刷の登場と言うのは、その意味では画期的でした。それが直近ではインターネットであるわけです。それからコンピューターの普及がそれを後押ししたような気がします。
人の知識や経験を電気信号などで他の人に移転できれば、タイトルにあるように初等教育や中等教育の必要性はなくなります。学校として必要なのは、コミュニケーションの場、人脈を作る場、そして社会性を身につける場としての意味しかなく、研究機関として大学のみが必要となるだけです。また、人工知能が商用ベースに乗って、人間と同等かそれ以上の効果を発揮できれば、管理するだけの人員のみで済みます。その意味では、単純事務や単純労働は駆逐される運命にありますし、すでに今でも付加価値はあまり産まないものとして、給与は低く抑えられています。
ロボットの普及と言うのは、タクシーやトラック、バスなどの運転手の仕事を奪うでしょうし、建設現場や工場などでの作業員の仕事も奪うでしょう。残るのは高度技術が必要なものか、よほどクリエイティブなものになるのではないかと思っています。
個人的には、多くの弁護士や公認会計士、税理士など、いわゆる難関資格と言われる士業(サムライ業)というものも駆逐されると思っています。なぜなら、コンピューターが判断をしてくれるからです。場合によっては、裁判官などもなくなるかもしれません。特に裁判などは、過去の判例に拘束されるわけで、そのようなDBと言うのはコンピューターが得意とするところです。
近未来、多くの仕事が無くなるのは、時間の問題ですし、コンピュータとインターネットが加速度的にそれを助けるような気がします。
えちごやBlog。シンガポール在住時に書き始めました。越後屋から悪代官になれる日を目指し、備忘録的に思いつきで日々の雑感を書いている越後屋ブログでありんす。腹黒満載の真っ黒くろすけなので、ある日突然、タイトルが「あくだいかん日記」になったら、そういうことだと思ってください。 かしこ
2015年3月29日日曜日
2015年1月31日土曜日
日本一の金運神社の新屋山神社と富士山をご神体とし八合目以上の土地の多くを私有する富士山本宮浅間大社
金運神社といえば富士山麓の北口浅間神社のすぐ近所にある新屋山神社が有名ですが、石川県白山市にある金劒宮や鳥取の大山の近くにある金持神社なども有名です。最近はパワースポットブームで寺社仏閣などが風水的にも良いとされて、訪問をする人が増えていますが、新屋山神社は、根強い人気を持っているところではないでしょうか。私は、定期的に富士吉田にある新屋山神社と北口浅間神社(浅間神社と名乗ってはいますが、諏訪大社の系列のようです)と富士宮にある富士山本宮浅間大社を参拝しています。
あとは、個人的には、神宮・大社と名前のつくところが好きで不定期に訪れています。ちなみに神宮となまえのつくところは神宮は伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮、霧島神宮、明治神宮、平安神宮、熱田神宮等が有名で、大社は出雲大社、熊野大社が戦前の官幣大社や国幣大社として格式が高く、戦後に三嶋大社や諏訪大社などが退社と名乗るようになったようです。
最近のスピリチャルブームでマイナスイオンなどが注目されていますが、確かに神社は気持ちの良いところが多く、イヤシロチと言われ、もともと気の良い場所か、仮にケガレチであっても人工的に気が調整されているような気がします。
富士山は、日本の象徴として、更には富士山の形が末広がりで安定していることや富士が「不死」などと、縁起が良いことなどから会社名としても結構使われたりしますね。ちなみに、富士山は火山として、そこにエネルギーが集まっていることだけでなく、風水的にもかなり凝った仕掛けが富士山を絡めてされていることは、知る人ぞ知る事実です。前にも書いたことがあるんですが、白山と剣山、白山と富士山、剣山と富士山が結ばれ。その延長線に屋久島や宮古島、弊立宮や皇居が見事に並ぶんです。いわゆるレイラインと言われるもので、近畿五芒星なども有名ですが、この辺りは、レイラインハンティングのHPで詳しく書かれているので見てください。本当にレイラインに秘められた仕掛けというのは、知れば知るほどすごいなと思わせられます。
日本は、山岳信仰や島嶼信仰が盛んですが、山をご神体として考えることは、日本の各地でみられます。そのなかでも富士山はトップクラスだと思っており、実際に、富士山本宮浅間大社は、富士山頂に奥宮を持っており、富士山の八合目以上の385万平米の土地を私有地として持っています。富士宮市という土地の名前からしてもわかりますが、「富士山の宮」なんですよね。富士宮って言うぐらいですから、そういうことなんだと思います。私は、富士山の伏流水として、バナジウムが大量に含まれている浅間大社の奥にある湧玉池の水を汲むのが参拝した時の義務のようになっているのですが、気の遠くなるような時間をかけて湧き出してきている水が富士山のパワーを受けて、自分にもその気を送ってくれているんじゃないかと思うほどです。
あとは、個人的には、神宮・大社と名前のつくところが好きで不定期に訪れています。ちなみに神宮となまえのつくところは神宮は伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮、霧島神宮、明治神宮、平安神宮、熱田神宮等が有名で、大社は出雲大社、熊野大社が戦前の官幣大社や国幣大社として格式が高く、戦後に三嶋大社や諏訪大社などが退社と名乗るようになったようです。
最近のスピリチャルブームでマイナスイオンなどが注目されていますが、確かに神社は気持ちの良いところが多く、イヤシロチと言われ、もともと気の良い場所か、仮にケガレチであっても人工的に気が調整されているような気がします。
富士山は、日本の象徴として、更には富士山の形が末広がりで安定していることや富士が「不死」などと、縁起が良いことなどから会社名としても結構使われたりしますね。ちなみに、富士山は火山として、そこにエネルギーが集まっていることだけでなく、風水的にもかなり凝った仕掛けが富士山を絡めてされていることは、知る人ぞ知る事実です。前にも書いたことがあるんですが、白山と剣山、白山と富士山、剣山と富士山が結ばれ。その延長線に屋久島や宮古島、弊立宮や皇居が見事に並ぶんです。いわゆるレイラインと言われるもので、近畿五芒星なども有名ですが、この辺りは、レイラインハンティングのHPで詳しく書かれているので見てください。本当にレイラインに秘められた仕掛けというのは、知れば知るほどすごいなと思わせられます。
日本は、山岳信仰や島嶼信仰が盛んですが、山をご神体として考えることは、日本の各地でみられます。そのなかでも富士山はトップクラスだと思っており、実際に、富士山本宮浅間大社は、富士山頂に奥宮を持っており、富士山の八合目以上の385万平米の土地を私有地として持っています。富士宮市という土地の名前からしてもわかりますが、「富士山の宮」なんですよね。富士宮って言うぐらいですから、そういうことなんだと思います。私は、富士山の伏流水として、バナジウムが大量に含まれている浅間大社の奥にある湧玉池の水を汲むのが参拝した時の義務のようになっているのですが、気の遠くなるような時間をかけて湧き出してきている水が富士山のパワーを受けて、自分にもその気を送ってくれているんじゃないかと思うほどです。
現世利益として、金運神社訪問が大好きなのですが、富士山周辺は、金運スポットして、結構いいようです。個人的には、箱根神社や九頭竜神社なんかも好きなんですよね。
●新屋山神社奥宮【パワースポット富士山麓の日本一の金運神社】
http://www.akudaikan.com/2012/11/blog-post.html
●ご存知ですか!?世界遺産 富士山頂上は「私有地」です! http://matome.naver.jp/odai/2139134052217527501
●金運神社ランキング 最強日本一
http://www.geredeogretmenevi.com/%E9%87%91%E9%81%8B%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E2%89%AA%E6%9C%80%E5%BC%B7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%80%EF%BC%81%E2%89%AB
1.富士山本宮浅間大社
〒418-0067 静岡県富士宮市宮町1−1
2.新屋山神社
〒403-0006 山梨県富士吉田市Araya, 1230
〒403-0006 山梨県富士吉田市Araya, 1230
3.金持神社
〒689-4512 鳥取県日野郡日野町金持
〒689-4512 鳥取県日野郡日野町金持
4.金劒宮
〒920-2123 石川県白山市鶴来日詰町巳118-55.住吉神社
5.住吉大社
〒558-0045 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
6.清荒神清澄寺
〒665-0837 兵庫県宝塚市米谷清シ1
7.岩木山神社
〒665-0837 兵庫県宝塚市米谷清シ1
〒920-2123 石川県白山市鶴来日詰町巳118-55.住吉神社
5.住吉大社
〒558-0045 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
6.清荒神清澄寺
〒665-0837 兵庫県宝塚市米谷清シ1
7.岩木山神社
〒665-0837 兵庫県宝塚市米谷清シ1
8.宝当神社
〒847-0027 佐賀県唐津市 高島523
9.宝来宝来神社
〒869-1411 熊本県阿蘇郡 南阿蘇村河陰2909−2
〒869-1411 熊本県阿蘇郡 南阿蘇村河陰2909−2
10.白山比咩神社
〒920-2114 石川県白山市三宮町ニ−105
2015年1月25日日曜日
原油価格の暴落【我が世の春を謳歌したOil&GAS業界の凋落】
ピークオイル説が叫ばれてから、原油価格は物凄い勢いで急騰しましたが、直近の原油価格の暴落は驚くほどです。基本的に商品先物の世界は、株式市場とは違い、市場規模が小さいため、投機資金によって簡単に動いてしまうものですが、ここまで急落するとは思いませんでた。
元売りの再編が叫ばれており、出光が昭和シェルを買収すると言われていますが、再編は不可避だと思っています。あとは、日揮や千代田化工、東洋エンジニアリングのような、直近で我が世の春を謳歌してきた業界は、過去、リストラを何度もしてきたように、すさまじいリストラがあると思います。株価が思いっきり下がっていることが、それを示しているような気がします。
シェルガス革命が需給を変えたといいますが、それ以前に思ったより需要が少なかったのではないかと言われており、供給も一気に増えてしまったということがあるのではないかと思っています。精製設備は世界的に過剰になっており、今後、大変なことになると思っています。また、価格の急騰が数年後に起こると思いますが、しばらくは調整だと思います。
世界情勢をみるといろいろなことが起こっており、しばらくは目が離せないですね。金融市場のクラッシュも再度起きそうな気配もありますし。
元売りの再編が叫ばれており、出光が昭和シェルを買収すると言われていますが、再編は不可避だと思っています。あとは、日揮や千代田化工、東洋エンジニアリングのような、直近で我が世の春を謳歌してきた業界は、過去、リストラを何度もしてきたように、すさまじいリストラがあると思います。株価が思いっきり下がっていることが、それを示しているような気がします。
シェルガス革命が需給を変えたといいますが、それ以前に思ったより需要が少なかったのではないかと言われており、供給も一気に増えてしまったということがあるのではないかと思っています。精製設備は世界的に過剰になっており、今後、大変なことになると思っています。また、価格の急騰が数年後に起こると思いますが、しばらくは調整だと思います。
世界情勢をみるといろいろなことが起こっており、しばらくは目が離せないですね。金融市場のクラッシュも再度起きそうな気配もありますし。
2015年1月1日木曜日
世の中は変わった、そしてもっと変わる【新年のご挨拶】
2015年が始まりましたが、主に技術革新によって、世の中が大きく変わったことを改めて実感できたような気がします。技術革新とは、インターネット技術やスマホに代表されるIT技術がもっとも顕著ですが、IT革命、いわゆる情報革命が世の中に与えた変化は極めて大きなものだと思っています。世界に瞬時に情報が発信できるようになり、更には瞬時に世界の情報を獲得できるようになり、そのすそ野が底辺層まで遍く広がったことを明らかに実感できたのは、ここ2年でしょう。スマホの情報端末を皆が手に持ち、電車のなかでは、7割ぐらいがスマホをいじっているような印象を受けます。それぐらい、一般にIT技術が広まったと思っています。
21世紀初頭は、インターネットの利用者は、一割程度であったと思いますが、今は、8割程度になっていると思います。これには、操作が煩雑なパソコンではなく、携帯電話やスマホの普及が後押しした背景があり、コンテンツの充実、ネットゲームなどのインフラが整ったことがあるのでしょう。ADSLから光ファイバーにブロードバンドの中心は移り、情報インフラは確実に整備され、既存のインフラを駆逐する勢いすらあります。
一方で、再生医療などの技術や人工知能などの科学技術の進歩も見逃してはいけません。車も自動運転の技術がほぼ確立されたこと、さらにはグーグルなどのインターネット企業が人工知能などの礎を築いたことなどから、世の中は大きく変わると思います。それに伴い、既存の仕事はなくなることが容易に予想されます。いわゆる、単純労働は付加価値が高いもの以外はロボットに置き換えられたり、自動処理がなされるでしょう。サービス業も多くがロボットに置き換えられ、よほど付加価値が高いものやクリエイティブなものが要求されるもの以外は駆逐されるでしょう。
機械職、電気職などロボットのメンテナンスで必要なもの以外は、今までの概念が通用しないものになると思います。それぐらい世の中は大きく変わっていると思います。今年は、地政学の面からロシアの動きから目が離せないと同時に、中国の動静が気になるところではあります。
短い文章ですが、技術革新によって変革を余儀なくされる世の中、身の回りでも変化はいろいろな面で出ています。テレビなどもそうかもしれませんが、車も日本では環境が大きく変わりました。ガソリンが安くなってもこれは変わらないと思います。
21世紀初頭は、インターネットの利用者は、一割程度であったと思いますが、今は、8割程度になっていると思います。これには、操作が煩雑なパソコンではなく、携帯電話やスマホの普及が後押しした背景があり、コンテンツの充実、ネットゲームなどのインフラが整ったことがあるのでしょう。ADSLから光ファイバーにブロードバンドの中心は移り、情報インフラは確実に整備され、既存のインフラを駆逐する勢いすらあります。
一方で、再生医療などの技術や人工知能などの科学技術の進歩も見逃してはいけません。車も自動運転の技術がほぼ確立されたこと、さらにはグーグルなどのインターネット企業が人工知能などの礎を築いたことなどから、世の中は大きく変わると思います。それに伴い、既存の仕事はなくなることが容易に予想されます。いわゆる、単純労働は付加価値が高いもの以外はロボットに置き換えられたり、自動処理がなされるでしょう。サービス業も多くがロボットに置き換えられ、よほど付加価値が高いものやクリエイティブなものが要求されるもの以外は駆逐されるでしょう。
機械職、電気職などロボットのメンテナンスで必要なもの以外は、今までの概念が通用しないものになると思います。それぐらい世の中は大きく変わっていると思います。今年は、地政学の面からロシアの動きから目が離せないと同時に、中国の動静が気になるところではあります。
短い文章ですが、技術革新によって変革を余儀なくされる世の中、身の回りでも変化はいろいろな面で出ています。テレビなどもそうかもしれませんが、車も日本では環境が大きく変わりました。ガソリンが安くなってもこれは変わらないと思います。
2014年12月14日日曜日
技術はお金に換えられる【無くなる仕事と需要の出る仕事】
消去法で仕事を考えると単純労働や単純事務と言うのは今後、無くなっていくんだろうなと思います。特に、工場のように規格大量生産が行われている分野や建設のような分野においてその傾向は強くなると思います。また、一方で事務のような定型処理が要求されるものも減っていくでしょうね。
キーワードは、「消去法」なんですけど、機械ができないこととなると、クリエイティブなものなんでしょう。あとは、メンテナンス系は、ニーズが高まると思っています。それは、前にも日記で書いた、ロボットや機械のメンテナンスになるのですが、電機職、機電職のようないわゆる機電職と言う仕事は、ロボットが台頭しても、そのメンテナンス要員として必要になると思っています。人工知能やメンテナンスロボットも出てくると思いますが、当分は、機電職のニーズは高いと思っています。
色々なことを分析すると、人間と言うのがムダと言うことに気づいてしまい、その存在意義について考えてしまいます。
学問と言うのは、今までの技術などを体系的に残してきました。特に、物理の面では、それが顕著だと思っています。最たるものが力学でしょう。基礎研究で材料の特性などを研究することも非常に大切なことではありますが、物理の法則と言うのが学問の功績としては大きいと思っています。
今後、人工知能がどのように発達して、ロボットなどにより自動化が進んでいくかわかりませんが、学問やインターネットのお陰で技術が加速度的に発展したことは否定のできない事実です。
キーワードは、「消去法」なんですけど、機械ができないこととなると、クリエイティブなものなんでしょう。あとは、メンテナンス系は、ニーズが高まると思っています。それは、前にも日記で書いた、ロボットや機械のメンテナンスになるのですが、電機職、機電職のようないわゆる機電職と言う仕事は、ロボットが台頭しても、そのメンテナンス要員として必要になると思っています。人工知能やメンテナンスロボットも出てくると思いますが、当分は、機電職のニーズは高いと思っています。
色々なことを分析すると、人間と言うのがムダと言うことに気づいてしまい、その存在意義について考えてしまいます。
学問と言うのは、今までの技術などを体系的に残してきました。特に、物理の面では、それが顕著だと思っています。最たるものが力学でしょう。基礎研究で材料の特性などを研究することも非常に大切なことではありますが、物理の法則と言うのが学問の功績としては大きいと思っています。
今後、人工知能がどのように発達して、ロボットなどにより自動化が進んでいくかわかりませんが、学問やインターネットのお陰で技術が加速度的に発展したことは否定のできない事実です。
2014年11月2日日曜日
為替、お金の価値も給与、モノの値段等、多くのものが需給で決まる【市場原理により単純労働や事務が駆逐される】
日銀が追加の金融緩和をしましたが、これは消費税10%への伏線とも言えますがもっと気になることは、お金がじゃぶじゃぶ市中に溢れることにより、お金の価値が下がることです。経済学で良く言われることは、付加価値によって新たな価値が創造されなければ、100円の価値が10円に落ちることもあるということです。それが最も解るのが為替相場であり、円安に振れます。輸出をするには良いのですが、海外からモノを買うには、割高になってしまいます。この為替相場が基本的には、国力を反映しています。ただし、為替は複雑で、政治・経済など、様々な要因が関わるので、一概には言えませんが・・・・。ただ、言えることは「悪貨は良貨を駆逐する」と言うことでしょうか。例えば、金の含有量の10%などと少ないものと、純金の100%は同じ貨幣の価値であっても、10分の1となります。金本位制が取られていた時は、金にお金の価値が裏打ちされていましたが、今は兌換紙幣ではなく、紙切れに信用が与えられているだけです。インフレになって、通貨が供給されればされただけ、金貨の純度が下がったのと同じことになり、お金の価値が下がるのです。いやー、アベノミクス、今後が怖いなと思いますよ。
一方で、最近思うことは、単純労働や事務は、ロボットやパソコンに駆逐されるんだろうと強く感じます。これから無くなる仕事、価値が出る仕事、二極化が極端に進むことになると思います。ここまで急激に世の中が変化するとは私も全く予想していませんでしたが、じわじわと世の中は変化し、それが顕在化する頃には、既存のシステムはボロボロになってしまっています。なにかの病気は、自覚症状が出た時には、症状が8割まで進行しており、手の施しようがないと言いますが、まさに世の中がそのような状況になっていると感じます。そうは言っても、ロボットをメンテナンスする機械職、電機職と言ういわゆる機電職の仕事のニーズは無くなるどころか増えると思うので、就くのであればそっちを目指したほうが良いかもしれませんね。
地方の駅前のシャッター通り、バイパス沿いのチェーン店、衣料からホームセンター、外食、電機屋まで見事に地方の零細企業を駆逐し、大手一色になってしまいました。確かに、サービスの良さ、サービスの均質化、スケールメリットによる廉価な値段など、受益者のメリットは多いものの、ぞそれ以上に雇用が失われてしまったデメリットは大きいと思います。
今後、単純事務はどれだけ駆逐されるのでしょうか?実際に、ハローワークの求人を見ると、アベノミクスにより、好景気になった今でも求人は0.15倍と、100人の応募に対して15人しか求人が無く、それも給与水準は低いものしか基本的にはありません。一方で建設など、東北の災害復旧やオリンピックなどで人手不足になっている分野は、3倍と、100人の求人に対して300人分の仕事がある状況で、需給のバランスが大きく崩れています。多くの人は、エアコンの効いた快適な室内で汚れない仕事をしたいと思っているのでしょうが、オフィスの仕事はパソコンの普及と優れたシステムにより人手が殆ど要らなくなっているのが現実です。今後もこの流れは続いていくことでしょう。
本当にかわいそうだなと思うのが、マスコミなどに騙された人たちでしょう。苦労して受験勉強をして、名門の大学などへ進んでもそれが文系であったために、手に職をつけられなかった人は多いと思います。早稲田や慶応ならば、人脈ができるのでしょうが、それ以外は、時間とお金をムダにし、就職活動でも相当苦労し、社会にでても苦労されている方も多いと思います。また、転職に失敗して、坂を転げ落ちるように転落した人も多いと思います。これが理系で手に職をつけているのであれば、「技術はお金に換えられる」ため、比較的容易に職を見つけることも可能ですが、社内政治、社内営業に明け暮れていた人たちは、社外に出れば、市場価値は極端に低く、職を見つけるのに苦労している人は本当に多いと思います。仮に見つけることができたとしても、不本意な仕事や、給与は大幅に下がるものが多いと思います。
労働市場も、基本的に需給で決まっており、需要の高いもの、希少性の高いものについては、高い給与が支払われるものが多くなっています。モノの値段も、原則的に需要と供給で決まっており、インターネットの登場により、価格が収斂するスピードは以前にも増して、早くなっています。労働市場は、日本の人口の減少、それから市場が縮小する事によって、急激に縮小します。ダウンサイジングに追いつくことができればよいのですが、縮小均衡と言うのには、多くの会社は対応できず、倒産するところがたくさん出てくると思います。代ゼミが、大幅なリストラをし、校舎を減らすことを英断したのはその象徴的なものですし、拡大一辺倒であったコンビニチェーンも、店舗の閉鎖をするところが目立つようになりました。地方へ行けば、コンビニ戦国時代の後を見ることができ、前にコンビニの店舗があったと思う場所が転用されているところを相当数みかけます。今後、限界集落やコンビニチェーン店の力関係、店舗立地によって、さらにこの集約が進むことになると思います。
それにしても、厳しい時代になりましたな。高度経済成長期を経験した団塊の世代にとっては、異次元の体験でしょう。世が世なら、若い人たちも、こんな辛い思いをせずに済んだでしょうが、便利になった、その代償と言うのは、ブーメランのように私たちに返ってきているのを見て、本当にもぐら叩きゲームのような感じすら受けます。問題を解決しても解決しても、問題が噴出してくる。本当に皮肉だなと思います。
テレビや雑誌、そしてそれを見て洗脳を受けた人たちは有名私立大学の文系がカッコいいというイメージを持っていますが、成功しているのはごく一部です。圧倒的に、就職後安定をしているのは、理系の人なんですよね。これを忘れてはいけません。最近はネットの台頭により、自分で知識を獲得することができるようになり、現実が理解されてきましたが、それでも社会に出て自分の失敗に気づく人が多いのが事実です。
一方で、最近思うことは、単純労働や事務は、ロボットやパソコンに駆逐されるんだろうと強く感じます。これから無くなる仕事、価値が出る仕事、二極化が極端に進むことになると思います。ここまで急激に世の中が変化するとは私も全く予想していませんでしたが、じわじわと世の中は変化し、それが顕在化する頃には、既存のシステムはボロボロになってしまっています。なにかの病気は、自覚症状が出た時には、症状が8割まで進行しており、手の施しようがないと言いますが、まさに世の中がそのような状況になっていると感じます。そうは言っても、ロボットをメンテナンスする機械職、電機職と言ういわゆる機電職の仕事のニーズは無くなるどころか増えると思うので、就くのであればそっちを目指したほうが良いかもしれませんね。
地方の駅前のシャッター通り、バイパス沿いのチェーン店、衣料からホームセンター、外食、電機屋まで見事に地方の零細企業を駆逐し、大手一色になってしまいました。確かに、サービスの良さ、サービスの均質化、スケールメリットによる廉価な値段など、受益者のメリットは多いものの、ぞそれ以上に雇用が失われてしまったデメリットは大きいと思います。
今後、単純事務はどれだけ駆逐されるのでしょうか?実際に、ハローワークの求人を見ると、アベノミクスにより、好景気になった今でも求人は0.15倍と、100人の応募に対して15人しか求人が無く、それも給与水準は低いものしか基本的にはありません。一方で建設など、東北の災害復旧やオリンピックなどで人手不足になっている分野は、3倍と、100人の求人に対して300人分の仕事がある状況で、需給のバランスが大きく崩れています。多くの人は、エアコンの効いた快適な室内で汚れない仕事をしたいと思っているのでしょうが、オフィスの仕事はパソコンの普及と優れたシステムにより人手が殆ど要らなくなっているのが現実です。今後もこの流れは続いていくことでしょう。
本当にかわいそうだなと思うのが、マスコミなどに騙された人たちでしょう。苦労して受験勉強をして、名門の大学などへ進んでもそれが文系であったために、手に職をつけられなかった人は多いと思います。早稲田や慶応ならば、人脈ができるのでしょうが、それ以外は、時間とお金をムダにし、就職活動でも相当苦労し、社会にでても苦労されている方も多いと思います。また、転職に失敗して、坂を転げ落ちるように転落した人も多いと思います。これが理系で手に職をつけているのであれば、「技術はお金に換えられる」ため、比較的容易に職を見つけることも可能ですが、社内政治、社内営業に明け暮れていた人たちは、社外に出れば、市場価値は極端に低く、職を見つけるのに苦労している人は本当に多いと思います。仮に見つけることができたとしても、不本意な仕事や、給与は大幅に下がるものが多いと思います。
労働市場も、基本的に需給で決まっており、需要の高いもの、希少性の高いものについては、高い給与が支払われるものが多くなっています。モノの値段も、原則的に需要と供給で決まっており、インターネットの登場により、価格が収斂するスピードは以前にも増して、早くなっています。労働市場は、日本の人口の減少、それから市場が縮小する事によって、急激に縮小します。ダウンサイジングに追いつくことができればよいのですが、縮小均衡と言うのには、多くの会社は対応できず、倒産するところがたくさん出てくると思います。代ゼミが、大幅なリストラをし、校舎を減らすことを英断したのはその象徴的なものですし、拡大一辺倒であったコンビニチェーンも、店舗の閉鎖をするところが目立つようになりました。地方へ行けば、コンビニ戦国時代の後を見ることができ、前にコンビニの店舗があったと思う場所が転用されているところを相当数みかけます。今後、限界集落やコンビニチェーン店の力関係、店舗立地によって、さらにこの集約が進むことになると思います。
それにしても、厳しい時代になりましたな。高度経済成長期を経験した団塊の世代にとっては、異次元の体験でしょう。世が世なら、若い人たちも、こんな辛い思いをせずに済んだでしょうが、便利になった、その代償と言うのは、ブーメランのように私たちに返ってきているのを見て、本当にもぐら叩きゲームのような感じすら受けます。問題を解決しても解決しても、問題が噴出してくる。本当に皮肉だなと思います。
テレビや雑誌、そしてそれを見て洗脳を受けた人たちは有名私立大学の文系がカッコいいというイメージを持っていますが、成功しているのはごく一部です。圧倒的に、就職後安定をしているのは、理系の人なんですよね。これを忘れてはいけません。最近はネットの台頭により、自分で知識を獲得することができるようになり、現実が理解されてきましたが、それでも社会に出て自分の失敗に気づく人が多いのが事実です。
2014年10月26日日曜日
大失業時代の到来【ロボットの台頭によるOA、FAにより多くの仕事が無くなり、国際分業により大競争が起こる】
衝撃的なタイトルですが、学問と言う体系的な知識の蓄積とインターネットの登場と普及による情報の即時性、更には共有により、加速度的に技術革新が様々な分野で起こったような気がします。それと同時に、工業の分野でもロボットが人間の代替をするようになり、もはや人間が関わらなくても良くなった分野が相当増えてきています。
最終的には、費用対効果のコストの問題になるのでしょうが、これが実現されるのもそう遠くは無いと思っています。既に製造業や建設分野では、重労働を軽減するために、ロボットや機械が相当数導入されています。これは、品質の安定化や納期などの面でその作業速度の面から相当貢献をしていると言え、最終的には管理する人と修繕・維持をしていく人だけになっていくと思います。多くの職種が今後、消えてなくなることになると思いますが、維持・管理をしていく人は必ず必要になります。それが機電職です。機電職とは、機械と電気を併せたものですが、より専門性を高めると機械職、電気職となるのでしょう。
近代的な今の社会では、機械や電気のない生活は考えられません。特に電気は、私たちの生活にも密接に関係しており、照明や空調のための暖房、冷房、調理やテレビ、携帯電話、パソコンなどにも関わってきます。一方、機械もFA(ファクトリーオートメーション)のなかで、工作機械から汎用機械も含めると相当広範囲で機械が活躍していることになり、同じ条件で、同じ品質の製品を作るために大きく貢献しているのは周知の事実です。
20世紀の後半に、インターネットが民生分野で広く普及し、21世紀には当たり前のものとなりました。仕事だけでなくプライベートでもインターネットは生活に密着し、既存のシステムをより使いやすくしたり、今までにない概念のものを生み出しました。そのなかでも最も大きいものは、「デジタル化」でしょうか。アナログに対する概念ですが、すべてを数値化して処理するという意味では、まさにコンピュータ的な概念が私たちの生活に用いられた訳ですが、ビックデータに代表されるように、過去のデータを統計学的に分析する手法が用いられた功績と言うのは非常に大きいことだと思います。
今後の人間が関わっていく仕事を考えると、多くの仕事がロボットや自動化されたものに置き換えられ、文句も言わない、ご飯も食べない、休憩も取らないロボットが人間の代替として活躍するのは目に見えています。消去法で仕事を見てみると、最終的に残るのは、クリエイティブな仕事やメンテナンスをする仕事になるのでしょう。皮肉なもので、効率化を進めていくと人間自体が不要なものだと言うことに気づいてしまったのです。
FA(ファクトリーオートメーション)とOA(オフィスオートメーション)だけでなく、限りなく低くなった国境により、国際分業が加速度的に進むことも考えられます。これは、インターネットの回線やIP電話の普及により、世界が仕事場になるからです。今でもコールセンターや設計などの面では、インターネット回線や電話回線を使って遠隔地で作業をしていますが、様々な分野でこれが進むと考えています。最終的には、市場原理を突き詰めていくと「需要と供給」そして「コスト」などに行き着くと考えていますが、水が高いところから低いところへ流れるように、多くのものは、ある一定の値に収斂するようになっていくと思います。市況品なんかは、ある意味それを先駆けたものだと思っていますが、為替市場や商品先物なんかは、「一物一価の法則」を先取りしたものだと思いますが、様々な分野でこの概念が浸透すると思います。kakaku.com(価格コム)なんかは、その意味では、インターネットの特性を非常によく理解したものだと思っています。
私が読んだHPでとても印象的だったのが下記です。基本的に、旧帝国大学クラスの文系は、エリートとして生き残って行く事は可能ですが、早慶も含んだ私立文系は、今後、リストラの対象になると考えています。まだ、早慶などは、政治力があり、組織力もあるため大丈夫でしょうが、中堅以下は目も当てられない状況になると思います。「手に職」を付けていない人、「技術をお金に換える」ことができない人は大変なことになるでしょう。くだらない内向きの仕事に従事し、官僚のように自分たちの仕事を際限なく作る事務職、これは真っ先にリストラの対象になると思います。
一部の高級管理職やマネージメントができる人たち、それからコミュニケーション能力があり、政治力のある人は大丈夫ですが、そうでない人は、価値が無いに等しいんです。人口が増え続けている時には良かったのでしょうが、今後は人口が急激に減り、人口動態が少子高齢化の影響で極端に歪になりますから、予想を超えたスピードでこれらは進展します。そして、待ったなしにインフラの更新が目の前に迫り、その費用を捻出せざるをえなくなると、本当に必要なものと必要ないものに分けられていくと思っています。
現実に目を向けると厳しいですが、これは現実です。本当に日本の私立大学を中心に金儲けのために、実学を無視し、需要を無視した文系の私立大学が乱立しましたが、工学系のように、設備も必要なく、マスプロが行える文系とは、打出の小槌だったんですよね。一般人に、経営学や経済学なんてものは必要なく、文学部なんかも金持ちの道楽のようなもので、実務には殆ど役に立ちません。その意味では、高専や工学系の大学の充実こそすべきことだったのだと思っていますが、もう後戻りはできません。それに、現場で油、埃まみれになる仕事は、多くの人に敬遠されていたのも理由でしょうが、エアコンの効いたオフィスでする仕事と言うのは実はニーズは極めて少なかったのです。
私が今回言いたいことのポイントは、今まではマスコミが世論を作ってきて、イメージを一般庶民に植え付けて来たことです。それは、受益者がマスコミ自身であったり、広告主であったりしました。しかしインターネットの台頭・普及により、一般市民も現実が理解できて来ました。需給ギャップ、余りに大きかったのですが、今後はそれが解消されるでしょう。目先の問題は、日本の人口が急減するということですね。20年近く前は、雇用、債務、設備の三つの過剰が言われた訳ですが、雇用面で言えば、今は人手不足が色々な分野で目立ってきています。しかし、事務系の求人倍率が0.15と100人の求職者に対して15人の仕事、また建設労働者に至っては、3倍と100人の求人に対して、300人分の仕事があることが現実を如実に示しています。やっぱり、需給ギャップなんだなーと。
●「文系・大卒・30歳以上」がクビになる 大失業時代を生き抜く発想法 深田和範著~企業のガン細胞と化したホワイトカラーのリストラを大胆に予測
http://toyokeizai.net/articles/-/5677
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