2020年には、維持管理のメンテナンスの費用が新設の費用を超えると言う事です。東京オリンピックまでには色々な公共事業が進むでしょうが、それ以後は、反動が思いっきり来るでしょうね。正直、いつも私が言っている事ですが、胴上げ型から肩車への高齢者を支える現役世代が激減する問題をみるとあっという間に維持管理ができなくなります。
今から、10年、20年後を見越して、いらないところは投資をしないなどの施策を講じる必要があると思いますが、それとは逆に都心環状線や外環、圏央道など、投資を積極的に進めるべきものもあります。放射状の高速道路の常磐道、東北道、関越道、中央道、東名の5つの高速はとっくの昔に開通していますが、それぞれをつなげる環状道路が全く開通をしていないんですよね。強制撤去をしてでも、このネットワークはつなげる必要があると私は思っています。
それから中央リニア計画ですね、気になる事と言えば。私は、この計画に懐疑的で、東海道新幹線のバイパスと言いますが、それ自体は良いと思っているものの、リニア方式に疑念を持っているんですよね。搭乗者数にしてもそうですし、汎用性がないんですよ。私は新幹線方式での建設の方がノウハウの蓄積があるため、ベターと思っています。
●横浜北線
http://machido.blog84.fc2.com/blog-category-8.html
http://radiate.jp/20121130/kouza-41/
えちごやBlog。シンガポール在住時に書き始めました。越後屋から悪代官になれる日を目指し、備忘録的に思いつきで日々の雑感を書いている越後屋ブログでありんす。腹黒満載の真っ黒くろすけなので、ある日突然、タイトルが「あくだいかん日記」になったら、そういうことだと思ってください。 かしこ
2013年11月27日水曜日
2013年6月9日日曜日
歯槽骨再生治療としてのEMATとEMPRの可能性【歯を抜かず、できるだけ残す】
再生医療EMATとは、「Electro-Magnetic Apical Treatment」とのことで、EMPRは「Electro-Magnetic Periodontal Regeneration」のことです。エムドゲインやGTR、それからGEM21などの骨の再生誘導材をつかったものが現在の治療ではメインですが、電磁波を照射することにより、殺菌をするだけではなく、骨芽細胞を活性化させ、歯槽骨を再生させる方法を注目しています。
30歳を過ぎて、体の色々な部分が悪くなってきて、インターネット探すと、結構、色々な再生医療が現在は、登場していることがわかります。私は、歯並びはそれほど悪い方ではなく、むしろいいほうだと思っていましたが、寝ているときの食いしばりや歯切りしりによって、歯周病を誘発していたようで、複数の歯科医院で抜歯を宣告されました。
多くの歯科医院では、先端医療や再生医療は手に負えず、歯周病の専門医ですら、その手の知識が足りないというのが私の感覚です。パノラマ写真も撮らず、スケーリングもしっかりせずという歯科があまりにも多く、やはり、コンビニより多いと言われる歯科医院の質の低下について考えさせられます。
多くの歯科医院では、先端医療や再生医療は手に負えず、歯周病の専門医ですら、その手の知識が足りないというのが私の感覚です。パノラマ写真も撮らず、スケーリングもしっかりせずという歯科があまりにも多く、やはり、コンビニより多いと言われる歯科医院の質の低下について考えさせられます。
インプラントかーと思っており、藁をもすがる気持ちで、ネットを調べていたら、EMATという技術を見つけ、気になったので、備忘録として、記載しました。歯周病とは、きちんと歯を磨いていても、起こるもので、これが肩こりや頭痛の原因にもなっています。
FOP(フラップオペ)、SRP(スケールルートプレーニング)など色々術式はありますが、歯周病をいかに未然に防ぐか、あとは、噛み合わせなどがどのような影響を他に及ぼしているのかをもっともっと一般の人に周知する必要があると考えています。
最近は、インターネットの登場により、昔に比べて情報を格段に入手しやすくなりました。とは言っても、私が調べた限りでは、情報の公開はまだまだ限定的ですね。
●とみなが歯科医院
http://hope-tominaga-shika.com/
●EMAT
http://emat.jp/
FOP(フラップオペ)、SRP(スケールルートプレーニング)など色々術式はありますが、歯周病をいかに未然に防ぐか、あとは、噛み合わせなどがどのような影響を他に及ぼしているのかをもっともっと一般の人に周知する必要があると考えています。
最近は、インターネットの登場により、昔に比べて情報を格段に入手しやすくなりました。とは言っても、私が調べた限りでは、情報の公開はまだまだ限定的ですね。
●Wikipeidaより
再生医療EMAT(Electro-Magnetic Apical Treatment)とは、根尖病変[1]に対し電磁波[2]を照射することにより、殺菌及び骨芽細胞[3]を活性化させ、歯槽骨[4]の再生を促進させる治療法[5]である。
従来、根尖病変に対しては、根管内を機械的、化学的に清掃して、根尖部の密封を図る感染根管治療や外科的歯内療法など歯内療法学[6]が治療法として行われている。
しかし、従来の治療を施行したにも関わらず、症状の改善を示さない、いわゆる難治性症例がある。その原因として、上記の治療では除去できない細菌が根管系に残留することや、それらの細菌の集まり(バイオフィルム)が、根尖外に存在することが知られている。その結果、根尖部周辺の歯槽骨が大きく吸収されていくことになる。
そのような症例に対し、電磁波のもつ殺菌作用ならびに骨芽細胞活性作用により、歯根周囲組織の治癒を促進することで早期に病変を縮小させる「再生医療EMAT[7]」は有用である。
治療時間は30分程度という短時間で終了し、術後は温熱感が数時間残る程度で、疼痛等の不快症状もほとんど認められていない。その後、約1週間程度で歯の動揺も減少し、約3ヶ月程で吸収された歯槽骨の改善が認められる。
再生療法EMATは、2005年7月、医療法人とみなが歯科医院理事長 富永敏彦によって考案され、現在、医療法人とみなが歯科医院及び徳島大学大学院バイオヘルス研究部において研究がすすめられている。
また2011年には、歯科の他分野への応用も行われている。その一つとして挙げられるのがEMPR(Electro-Magnetic Periodontal Regeneration)である。歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される歯周組織に対し電磁波を照射することにより、患部への殺菌と障害を受けた歯周組織の再生を促すことを目的としている。現在、EMPRは徳島大学、北海道大学、医療法人とみなが歯科医院にて共同研究がすすめられている。
●とみなが歯科医院
http://hope-tominaga-shika.com/
●EMAT
http://emat.jp/
2013年5月19日日曜日
アベノミクスによる株高
いままでの、20年近くに及ぶデフレ経済で、正直、インフレと言うのは全く、日本経済で想像をしていませんでしたが、半年ちょっとで、日経平均が倍近くまでになってしまったことを考えると、もしかすると・・・・・と思っています。
ドル換算の株価では、円安となったことで、時価総額ではそれほど変わっていないような印象をうけるんですけどね・・・。
ブログ、久しぶりに書いたのですが、なかなかエンジンがかかりません。
ドル換算の株価では、円安となったことで、時価総額ではそれほど変わっていないような印象をうけるんですけどね・・・。
ブログ、久しぶりに書いたのですが、なかなかエンジンがかかりません。
2013年3月11日月曜日
Google appliance(MINI、GSA)、探三郎とEVERYTHING【Googleが社内で使える:パソコン内とイントラネットの全文検索ソフト】
いやー、ウィンドウズの検索機能のショボさに辟易していたんですが、探三郎を教えてもらって、驚きました。まぁ、ファイル名検索だけだったら、everythingが死ぬほど早いんですけどね。まぁ、ウィンドウズ7になって、多少はましになったと思ったんですが、それまでがショボすぎで時間がかかりすぎて・・・・。あとは、社内の共有サーバーなんか探そうもんなら、死ぬほど時間がかかって。社内でグーグルを使いたいと思っている人はたくさんいるんじゃないでしょうか。でも、それができるんですよ。Google applianceというサービスを使って。このグーグルの便利さを知ったら、社内文書の検索で使えたらなと思っている人は多いんじゃないでしょうか?私は、使ったことがないんですが、おそらく使い勝手は、グーグル先生と同等以上じゃないかと。
自分のパソコン内では、昔は、Google desktopも使ったことあったんですが、今はサービスが終わっているので、他の二つを使っています。
それよりも、会社で使っているLotus Notesがあまりにもクソ過ぎてたまりません。Gmailの使い勝手のすばらしさを知ってしまうと、特に過去のメールの検索が全く駄目駄目チャンのノーツは、はやく変えてもらいたいぐらいです。
Google appsを個人的に使ったことがありますが、あれは、ワークフロー機能や掲示板機能、DB機能がデフォではないので、会社で使うには厳しいな。あと、移行するにもなかなかできないので、ずっとレガシーなクソなシステムを使うことになるんだろうな。
最近は、ANAやJAL、商船三井が採用しているドリームアートが気になったりしています。まぁ、最終的には、グーグルがGoogle apps を改良して、サイボウズもドリームアートも、席巻しちゃうんでしょうけど。
それにしても、この業界は、Fast eat slow, Winner takes allの業界ですから、双璧っていう概念がないんですよね。とくに、グーグルというのは、無料ではじめたGメールでノウハウの蓄積やデータの解析をして、何をユーザー側が求めているのか徹底的に蓄積をしてきました。サイボウズごときが勝てる訳無いんですよ。そして、ロータスノーツのようなレガシーなシステムでいまさら戦うことなんてできないんですよ。
たしかに、ロータスノーツの残した功績は極めて大きかったです。でも、いまはWEBベースとなり、検索機能の実装がビジネスのスピードを大きく左右していますから、あとは、死ぬのを待つだけじゃないでしょうか。実際、多くの企業が自社内で技術的な問題やメンテナンスなどで扱いかねて、どんどん他社へ流れていっている訳ですし。
個人的には、グーグルは、applianceのビジネスで今後覇権を握ると思っています。というか、誰が考えてもGoogle様に勝てる人は世界中にいないと思います。なぜかと言うと、アルゴリズムもそうですが、そのノウハウの蓄積が全く違うからです。会社のニーズで社内の書類の検索ニーズって驚くほど多いと思いますし、多くの人たちが、既に経験したことを探すのに時間を費やしているのです。そういうのを減らすためにグループウェアが果たした役割って大きいと思うんですけど、Lotus notesとかプラットフォームが古すぎますし、検索システムも駄目、そしてサイボウズも使い勝手はそこそこいいですけど、ネットワークに負荷がかかるとすぐに使えなくなったり、検索機能も駄目だとなると消去法でなくともグーグルしか残らないわけです。
社内の書類をOCRをかけて電子化して全文検索できるようにするのと、あとはタグをつけることですかね。マイクロソフトもそれぞれのファイルにタグが付けられるように改良を加えていますけど、まだまだですからね。おそらくは、アドビなんかが日付の管理認証システムと一緒にこの辺りは実用化をするような気がします。結構アドビって、色々考えていてPDFなんかを広めた戦略って、最終的にはここに行き着くのかなと思っていましたもん。外部認証と時間認証なんかの機能がついていたら、改ざん防止とか非常に有効でしょうからね。あとは、稟議システムなんかもここにつけちゃって、J-SOXなんかの対応となると非常に汎用性が高いですから。
JISとかの規格とかもそうなんですけど、あーいうのって、体系だってマトリックスのようになっているものが多いので、電子化ってなじむと思うんですよね。ですので、社内検索用の電子版とかもあるんじゃないでしょうか。グーグルの技術で、インターネットの検索だけでなく、イントラネットの検索はすでに実用化されているので、ここを階層化して、あとはうまく権限を付与して閲覧者をコントロールするところでしょうけど、この辺りも既に実用化をされているため、問題はないでしょう。
社内文書がスキャンなどでOCRをかけられて電子データとして認識されると同時に、タグで管理されるようになったら、検索なんてあっという間ですからね。あとは、放っておいてもグーグル様が改良をして使いやすいものをどんどんリリースしてくれますよ。こういう技術がでてくると、いままで多くの人が必要だったものが本当に必要なくなります。OA化(オフィスオートメーション)の最終的に行き着く形はこういうところなんじゃなかろうかと思っています。
だって、仕事で新規でやる仕事って実は、1割もないと思っているんですよ。よく、前提条件が全部違うから、過去のものはあてにならないなーんて偉そうなことをいう人がいますが、だいたい過去のものが使えるんですよ。仕事で本当に全く特殊なケースなんて1%もないんじゃなかろうかと思っています。ですので、事務系なんかデータベースを構築しさえすれば、経験値を積んだ人なんて殆どいらなくなる訳です。これが技術系の職人さんであれば、5年、10年と熟練をした人でないとできないこともありますが、管理レベルなんていうのは、学問のお陰とITツールのお陰で、時間は要しないんですよね。
Google革命、恐ろしいなと思いましたよ。検索のニーズは、既にインターネットで皆さん認識済みですし、グループウェアもそのうち、ダントツのトップになりますよ。なにせ、グーグルの技術があれば、簡単にノーツやサイボウズを凌駕できますから。あとは、文書管理システム系のニーズもグーグルが満たしてくれると思います。版の管理とかもそうですね。おそらく、ありとあらゆるニーズをGmailやスケジュール、検索からグーグルは把握しているので、個々のニーズをピンポイントで察して、欲しいと思ったものが搭載されているものが提供されるでしょうね。
無償で今まで提供してきたサービスにはそういうデータ分析があったんですよ。グーグル帝国、本当に最強だなと思いましたもん。完全に囲い込みが終わりつつあり、それに勝てる企業って言うのは、いませんから。ビジネス分野でグーグルが覇権を握るのはそう遠くはないと思います。その一方でマイクロソフトは凋落していくと思います。
●探三郎
http://www.geocities.jp/koutarou_y1926/sin3rou.html
●Everything
http://freesoft.tvbok.com/freesoft/pc_system/everything.html
●サービスが終わったGoogle desktop
http://google-desktop.softonic.jp/
●グーグルエンタープライズサーチ(グーグルMINI、GSA:Google Serch Appliance)
http://www.google.co.jp/enterprise/search/campaigns/gsa7.html
●ドリームアート INSUITE®Enterprise
http://www.dreamarts.co.jp/solution/case/ana.html
●サイボウズ
http://cybozu.co.jp/
自分のパソコン内では、昔は、Google desktopも使ったことあったんですが、今はサービスが終わっているので、他の二つを使っています。
それよりも、会社で使っているLotus Notesがあまりにもクソ過ぎてたまりません。Gmailの使い勝手のすばらしさを知ってしまうと、特に過去のメールの検索が全く駄目駄目チャンのノーツは、はやく変えてもらいたいぐらいです。
Google appsを個人的に使ったことがありますが、あれは、ワークフロー機能や掲示板機能、DB機能がデフォではないので、会社で使うには厳しいな。あと、移行するにもなかなかできないので、ずっとレガシーなクソなシステムを使うことになるんだろうな。
最近は、ANAやJAL、商船三井が採用しているドリームアートが気になったりしています。まぁ、最終的には、グーグルがGoogle apps を改良して、サイボウズもドリームアートも、席巻しちゃうんでしょうけど。
それにしても、この業界は、Fast eat slow, Winner takes allの業界ですから、双璧っていう概念がないんですよね。とくに、グーグルというのは、無料ではじめたGメールでノウハウの蓄積やデータの解析をして、何をユーザー側が求めているのか徹底的に蓄積をしてきました。サイボウズごときが勝てる訳無いんですよ。そして、ロータスノーツのようなレガシーなシステムでいまさら戦うことなんてできないんですよ。
たしかに、ロータスノーツの残した功績は極めて大きかったです。でも、いまはWEBベースとなり、検索機能の実装がビジネスのスピードを大きく左右していますから、あとは、死ぬのを待つだけじゃないでしょうか。実際、多くの企業が自社内で技術的な問題やメンテナンスなどで扱いかねて、どんどん他社へ流れていっている訳ですし。
個人的には、グーグルは、applianceのビジネスで今後覇権を握ると思っています。というか、誰が考えてもGoogle様に勝てる人は世界中にいないと思います。なぜかと言うと、アルゴリズムもそうですが、そのノウハウの蓄積が全く違うからです。会社のニーズで社内の書類の検索ニーズって驚くほど多いと思いますし、多くの人たちが、既に経験したことを探すのに時間を費やしているのです。そういうのを減らすためにグループウェアが果たした役割って大きいと思うんですけど、Lotus notesとかプラットフォームが古すぎますし、検索システムも駄目、そしてサイボウズも使い勝手はそこそこいいですけど、ネットワークに負荷がかかるとすぐに使えなくなったり、検索機能も駄目だとなると消去法でなくともグーグルしか残らないわけです。
社内の書類をOCRをかけて電子化して全文検索できるようにするのと、あとはタグをつけることですかね。マイクロソフトもそれぞれのファイルにタグが付けられるように改良を加えていますけど、まだまだですからね。おそらくは、アドビなんかが日付の管理認証システムと一緒にこの辺りは実用化をするような気がします。結構アドビって、色々考えていてPDFなんかを広めた戦略って、最終的にはここに行き着くのかなと思っていましたもん。外部認証と時間認証なんかの機能がついていたら、改ざん防止とか非常に有効でしょうからね。あとは、稟議システムなんかもここにつけちゃって、J-SOXなんかの対応となると非常に汎用性が高いですから。
JISとかの規格とかもそうなんですけど、あーいうのって、体系だってマトリックスのようになっているものが多いので、電子化ってなじむと思うんですよね。ですので、社内検索用の電子版とかもあるんじゃないでしょうか。グーグルの技術で、インターネットの検索だけでなく、イントラネットの検索はすでに実用化されているので、ここを階層化して、あとはうまく権限を付与して閲覧者をコントロールするところでしょうけど、この辺りも既に実用化をされているため、問題はないでしょう。
社内文書がスキャンなどでOCRをかけられて電子データとして認識されると同時に、タグで管理されるようになったら、検索なんてあっという間ですからね。あとは、放っておいてもグーグル様が改良をして使いやすいものをどんどんリリースしてくれますよ。こういう技術がでてくると、いままで多くの人が必要だったものが本当に必要なくなります。OA化(オフィスオートメーション)の最終的に行き着く形はこういうところなんじゃなかろうかと思っています。
だって、仕事で新規でやる仕事って実は、1割もないと思っているんですよ。よく、前提条件が全部違うから、過去のものはあてにならないなーんて偉そうなことをいう人がいますが、だいたい過去のものが使えるんですよ。仕事で本当に全く特殊なケースなんて1%もないんじゃなかろうかと思っています。ですので、事務系なんかデータベースを構築しさえすれば、経験値を積んだ人なんて殆どいらなくなる訳です。これが技術系の職人さんであれば、5年、10年と熟練をした人でないとできないこともありますが、管理レベルなんていうのは、学問のお陰とITツールのお陰で、時間は要しないんですよね。
Google革命、恐ろしいなと思いましたよ。検索のニーズは、既にインターネットで皆さん認識済みですし、グループウェアもそのうち、ダントツのトップになりますよ。なにせ、グーグルの技術があれば、簡単にノーツやサイボウズを凌駕できますから。あとは、文書管理システム系のニーズもグーグルが満たしてくれると思います。版の管理とかもそうですね。おそらく、ありとあらゆるニーズをGmailやスケジュール、検索からグーグルは把握しているので、個々のニーズをピンポイントで察して、欲しいと思ったものが搭載されているものが提供されるでしょうね。
無償で今まで提供してきたサービスにはそういうデータ分析があったんですよ。グーグル帝国、本当に最強だなと思いましたもん。完全に囲い込みが終わりつつあり、それに勝てる企業って言うのは、いませんから。ビジネス分野でグーグルが覇権を握るのはそう遠くはないと思います。その一方でマイクロソフトは凋落していくと思います。
●探三郎
http://www.geocities.jp/koutarou_y1926/sin3rou.html
●Everything
http://freesoft.tvbok.com/freesoft/pc_system/everything.html
●サービスが終わったGoogle desktop
http://google-desktop.softonic.jp/
●グーグルエンタープライズサーチ(グーグルMINI、GSA:Google Serch Appliance)
http://www.google.co.jp/enterprise/search/campaigns/gsa7.html
●ドリームアート INSUITE®Enterprise
http://www.dreamarts.co.jp/solution/case/ana.html
●サイボウズ
http://cybozu.co.jp/
2013年1月25日金曜日
シンガのハイテク屋台??? 【Felica技術が支える】
前から気になっていたKopitiamっていう、屋台の一種のホーカーセンターやフードコートを運営するこの会社のカードを今日、初めて購入してみました。係の女性に、「コレ欲しいんだけど」って言うと、「初めはピンクのカードから始まって、20ドル使うと青いカードにアップグレードして、しかも10%引きになるのよ」って言われました。”「Spend $20 and above with the new Basic Kopitiam Card (Pink) and upgrade to the Premium Kopitiam Card (Blue) to enjoy 10% discount on all food and beverage purchases. 」”
「本当かいな?」って思いましたけど、ピンクのカードを持っているのは、私だけ。そして、Suicaにお金をチャージするような感じでこのKopitiamカードにチャージしている人を見ると、みんな青でした。「こいつヒヨコか?」って感じでみんなは私のことを見てるのかな???って思いました。 そして、他の人の決済をするところ見てると、確かに値札より安い!!
電子マネーのことは、EZ-LINKカードのところで書きましたが、この国は、我々の一般生活に関わるところで、電子マネーが普及しまくっていて、警察につかまった時の罰金からスーパー、病院の決済まで電子マネーでできてしまうんです。その双璧ともいえるのがEZ-LINKとNETSなんですが、いまのところKopitiamは互換性が無いんですよね。
さてさて、Kopitiam何がハイテクかって言うと、屋台のようなローテクな商売をPOS(販売時点管理システム)が強力にバックアップしているところです。しかも、お金のやり取りに時間がかからないので、回転率がイイ!!POSによって売れ筋商品、死に筋商品が分かるのでマーケティングにも使えますし、材料の仕入れにも使えるので、いいことづくめのようです。ここ最近はやりの薄利多売ってやつですね。日本の小売では、大手資本によって地方までもがジャンクフードストリートになってしまいましたが、ここシンガポールは、既存の商店を守って、上手いこと商売をやっているんですね。
ところで、EZ-LINKカードもLTAという日本で言う、国土交通省みたいなところが旗振り役となって、電子決済の子会社を作っちゃって、電車の改札やバスの乗り降りの時に、時間がかかるからって言う理由で、Suicaのようなカードを導入したんですが、これが大成功。ラッシュ時の乗り降りがむちゃくちゃスムーズになり、現金のやり取りもなくなったことから煩雑な処理も無くなり、回転率があがったことから輸送効率も上がったそうです。ホント、この国らしい、効率化の進め方ですね。
ちなみに、この国の殆どの電子マネーがSONYのFelicaの技術を使ったものです。香港のオクトパ
スカードがデビュー作らしいです。ちなみに、JR東日本とソニーが特許をもっているらしいです。
●ハイテク屋台村! ~非接触ICカード「コピティアムカード」の挑戦~
http://journal.mycom.co.jp/articles/2004/07/27/singapore/001.html
●Kopitiam
http://www.kopitiam.biz/
2013年1月20日日曜日
世界の油田 【偏在する石油資源】
サウジアラビアのガワール油田、そしてクウェートのブルガン油田が突出して、後はメキシコ湾とサウジアラビアで、元アラビア石油の隣の鉱区だったサファーニアが目に付くだけで、残りはクソだなと。特に、日本の油田は鼻クソ以下というか、ミジンコ以下だなと。
ガワール油田は、サウジアラビアを支えていて、採掘コストも馬鹿みたいに安くて、バレルあたり数十セントという話もあります。まぁ南北280km、東西50kmにもわたる大油田で、二位のブルガン油田に比べても倍以上の埋蔵量を誇り、サウジアラビアや世界、特に安い中東原油は日本の高度経済成長を支えてきたわけですが、二度とあんな安い原油が手に入る時代はこないと言われていますが、そのクソ安い中東原油を供給した供給源がココだったんです。
他の油田は、メキシコ湾でBPが事故をやったように、陸地や浅い海ではほぼほぼ掘りつくしてしまい、今は深いところを中心にドリリングシップやTLPを使って掘削をして、生産はMODECこと三井造船の子会社である三井海洋開発【6269】が得意とするFSOやFPSOなんかを使って生産をしていますが、コストがガワールに比べてべらぼうに高いんですよね。
何度も書いていますが、ガワールは、粗利益率99%、そして税引き前の利益率でも余裕で90%を超え、税金はその国によるのでなんとも言えませんが、国営企業が殆どなので内情はわかりませんが、仮に日本の法人への実効税率である42%を適用し、特別利益や特別損失とか他の要因は一切無視したとしても、約40%が税引き後の利益率になります。ホント、こんなボロ儲けの産業は一部の金融を除いてなかなかないだろうと。
まぁ、ガワール油田も、ブルガン油田も既にピークを過ぎて、特にガワールは、海水を注入して、自噴を維持していますが、こういう海水を注入すると、井戸が早く枯れるんですよね。
石油とは、スポンジ状のところにたまり、しかも背斜構造という地層のところにしか基本は無いんですよね。ある程度、地質学が発達した過程で、世界でどんなところに石油があるのかわかったんですけど、まさか中東にあんな大油田があるとは、地質学上当時はまったく考えられていなかったんですよね。それが、学説を覆して、馬鹿みたいな大油田が見つかったと。
今は、金属などの鉱山の探鉱でも、衛星写真とかを使ってやるんですけど、それでも、みっかってないところはあるだろーなと。ブルガン油田以上のところが見つかる可能性もある訳で、そうしたら石油の需給は思いっきり崩れるだろうなと。まぁ、この世界は、試掘から実際に生産基地を作って、精製所など、装置産業と言われるものですから、それぞれが生産のボトルネックとなって、実際の供給に貢献するには、少なくとも5年から10年くらいのタイムラグがあるんですよね。
まぁ、見つかったとしても、アメリカ様があらゆる手を使って、今の体制を維持するように仕向けると思うんですけど、巨大油田が見つかったら、インパクトはすごいだろうなと。あとは、ちょっと前にニュースででていた、メタンハイドレード。これは、温室効果ガスを出すと言われていて、しかも海底にあるため、BPのようなメキシコ湾での事故があったら、すごいことになるだろうなと。
まぁ、エネルギー革命は、木、石炭、石油と進んできたわけで、既に有望なエネルギーは見つかっていると思いますが、既得権益が握りつぶしていると思います。それがいつ、表にでるかですよね。それまでは、いつまで茶番が続くのか。フリーエネルギーの登場、藻や水を電気分解するオオマサガスなんかが期待できるところなんですが、どうなるんでしょうかね。
●油田の一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B9%E7%94%B0%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
2013年1月19日土曜日
石油の掘削と「油を売る」 【ココ掘れワンワン】
石油は、どうやってみつけるのかと言うと、海に犬を連れて行って、犬が「ココ掘れワンワン」といったところを掘るという話もありますが、実際は、物理探査、磁気探査などの方法で行われ、小さい地震を起こしたりして地層を調べることで行われているようです。
油業界は、メキシコのBPの油田の事故では3万人の人たちが職を失ったと言われているようですがシンガポールでは油関係は本当にまだまだ人不足で喉から手が出るほど人材が欲しいようです。ちなみに日本では、海洋掘削及びその周辺の会社は、私が知る限り、下記の二社に限定されると思っています。ちなみに二社とも上場会社です。平均給与はべらぼうに高いですよ。日本海洋掘削なんかは、通勤がヘリコプターとかもありますから(笑
MODECなんかの船についている船位安定装置(DPS)などは親会社の三井造船が持っていたり、いろんな権益などは、出資者であるINPEX、JAPEX、それから三井物産のような商社が持っていたりしますが、実働部隊は、下記のような会社だったりしますが、アップストリームと言うのは本当にアホみたいに儲かります。
三井海洋開発は、実は一回潰れているんですが、先日、社長を退任された山田健司さんが、アップストリームに近いところじゃないといかんよ。ダウンストリーム、下請けだとウンコだと言っていた事が今でも脳裏に残っています。ということで単体の会社の人員は少ないものの、FSOとかFPSO、TLPなどをリースしているんです。金額も太くて、伸びが凄まじくておどろきました。この会社も日本海洋掘削も給与がすごいですよ。油関係は、暴利をむさぼっていますから・・・・・。まぁ、私もその関係でおこぼれをいただいていたので、文句は言えませんが・・・・。これらの会社は、代替エネギーが本格化したら、完全に斜陽になりますが、今はかなりホットです。
今回のメキシコの事故で爆発して沈んだトランスオーシャンのDeep water horizonはいわゆるセミサブと言うもので、普通のリグでは掘れない深いところを掘るものなんですが、やっぱり技術的にも色々問題があったんですね。さてさて、本音はセブンシスターズの戦略と政治、それから代替燃料の開発がどうなるかがとても気になるところですね。
私は「お仕事何をしているんですか?」と聞かれて「油を売っています」なんて言ってみたいと思っていますが・・・・。ハリバートン(Haliburton)とかシュルンベルジュ(Schlumberger)なんかは、以前、バナナの叩き売りはしないビジネスモデルと言ったんですが、本当に言い値で仕事をやっているような会社なんですよ。うらやますぃ。
●日本海洋掘削
http://www.jdc.co.jp/index.php
名前のとおり、掘削をする会社です。
●三井海洋開発 (三井造船の子会社)
http://www.modec.com/jp/
FSOやFPSOのような海上での貯油設備や精製設備をリースする会社です。
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