2012年5月18日金曜日

牛角のやみつきキャベツ 【やめられない、止まらない】


牛角のやみつき塩キャベツが突然食べたくなりました。日本にいたときは、二週間でこのボトルを開けてしまう程のスゴイ消費量で、自分でもキャベツがこんなにウマかったとは知りませんでした。私は、ジロリアンなので、ヤサイマシマシでいつも頼んでいて、キャベツの旨さは知っていましたが、生キャベがここまで美味しいとは。

本当に、シャキシャキした水らしいキャベツとこのタレのハーモニーは筆舌にし尽くしがたいものでした。えっ、「筆舌にし尽くしがたい」はこういうときに使わないって???

そんなことは、どーでもいいんですが、イオンでこのタレは売っているのを良く見たんですが、海外ではまだ見かけた事はありません。明治屋あたりで売ってるんでしょうか?牛角と組んで、家庭でも食べれるということをやらかしてしまったのが下記です。ちなみにシンガは、牛角が何軒かあるんですが、日本とはコンセプトが違って、高級店なのです。ですので、舐めて入ると会計の時に痛い目にあいます。

●フードレーベル
http://www.foodlabel.co.jp/product.html


2012年5月17日木曜日

アホなデザインの高級住宅 【シンガのコンドミニアムはハリボテか?】

今話題のセントーサエリアのまん前のハーバーフロントエリアにあるリフレクションと言うコングロマリットのケッペルが作ったコンドミニアムが余りにも日本の美的感覚とかけ離れており、アホなデザインなので驚きました。ピサの斜塔じゃないんですが、デザインが傾いているんです。確かに奇抜なんですけど、こんなところに住んだら、気が狂いそうです。

シンガでホントに感じることは、胡散臭いデザインが余りにも多いんですね。ホントにコロニアル調のデザインでも優雅さと言うよりは、胡散臭さを感じてしまうんです。ホントハリボテ系が多くて、確かに高級な素材を使っているんですが、コンクリートから、タバコの吸殻が出てきそうな・・・・。また、高級住宅なのに、レンガを積み上げて作っていますし。ホント三匹の子豚が作った建物じゃないんですから・・・・。実際、ブタが作っていたらそれはそれで困るんですけどね・・・・。それと胡散臭い取ってつけたような熱帯の観葉植物もホント怪しくて、突っ込みどころ満載です。私の住んでいたコンドミニアムもアプローチのところにこれ見よがしにカラフルな植物が植えてあって、初めはスゴイなと思ったんですが、今では見掛け倒しとしか見えなくなってしまいました。ホント、一事が万事で全てがハリボテにみえちゃんですね、最近は。


●リフレクションのHP
http://www.reflectionsatkeppelbay.com.sg




2012年5月16日水曜日

バンコクの家系ラーメンとラーメンチャンピオン

ラーメン情報を見ていたら、バンコクにも横浜の家系ラーメンが出展したようで、改めてバブルだなと思いましたよ。まぁ、シンガポールは、完全にラーメンバブルでかなりやりすぎで潰れるところも出始めていますが、バンコクはまだまだ余地がありますからね。

トンロー・アリーナ10、ソイ・エカマイ7(Soi Ekamai7)に、シンガポールと同じく、ラーメンチャンピオンができているのをしり、ホントやり過ぎだなと思いましたよ。

コレ見てたら、超食べたくなってきましたよ。今は、ジロリアンの私も、基本はラーメンは家系によって育てられたといっても過言ではないくらい、家系は入り浸っていました。あの名物の吉村屋の大将が運営する、杉田の吉村屋ですよ、私の頃は。

●ラーメンチャンピオン バンコク
http://www.bangkoknavi.com/food/395/

●横濱家系ラーメン 秀家
http://www.wisebk.com/index.php/cms/index/8/view/1244
http://blogs.yahoo.co.jp/hanabif1976/63152179.html

SHOP DATA
Tel: 081-447-2632
Address: 517/9 Asoke-Dingdeang Rd. 
Hours: 月~金 11:00~15:00 (L.O.14 :45)
         18:00~23:00(L.O.22:30)
         土 12:00~20:00(L.O.20:00)
Holiday: 日 Parking: あり




2012年5月15日火曜日

石油のピークアウトと今後のエネルギー政策【安い石油の時代の終わり】

ヘッジファンドなどの投機筋による商品価格の上昇と良く説明される原油市場の高騰ですが、需要と供給を考えた時、更には株式市場や債券市場と違い桁違いに小さい商品市場に投機資金が流れ込んだ時の振幅の大きさを考えると、ある意味、投機筋による価格上昇というのは説明ができるところです。しかし、日本のバブル経済の崩壊過程を分析すると、最も大きな原因は、人口ボーナスが終わり、人口オーナスに入ったからです。90年代以降の景気低迷期には、三つの過剰と呼ばれる「雇用、債務、設備」が大きな理由として挙げられた訳ですが、それは人口動態が与えた現象に過ぎず、人口ボーナスがもっと長く続いていたらそれも違ったものになったわけです。基本としては、日本の高度経済成長は安い労働力の活用、安い中東産の石油の活用がその根底にあった訳で、その前提が崩れてしまった今は、かつての黄金時代を取り戻すことは原則としてできません。例外として、エネルギー革命などが起これば、話しは別ですが、今のところそのような目処はたっておらず、化石燃料の代替として、藻から原油を作ると言うことが、最右翼として見られていますが、技術的な問題もあり、最低でも10年はかかると考えています。

日本は、1億3千万人の人口を擁し、首都圏の人口を見てみると3000万人です。凡そ4人に1人が首都圏若しくはその近縁に住んでいることが分かります。重化学工業などは臨海部に立地し、その労働力の供給源は賃金格差の大きい、東北や九州が大きな役割を担いました。それが、90年代以降は、日本国内では限界が見えてきたことから、東南アジアや中国などがその役割を担うようになりましたが、国境のあるなしと言った要素が変わったくらいで、基本的には、東北や九州から集団就職で労働力を確保すると言ったこと、更には工場をそれらの地域に作ることと本質的には同じ訳です。但し、国境を越えて他の国へ出てしまうと、日本という国の税収などにも大きく影響してしまい、日本人の雇用問題にも発展してしまうため、海外に出て行くのは、理屈は同じでも、国力としては大きな問題があります。

世界5大商品として、石炭、石油、食糧、鉄鋼、繊維があり、石油は石炭の代替にもなり、食糧のの生産に使われる化学肥料、そして合成化学にも活用されるだけでなく、近未来には鉄鋼の代替として複合炭素繊維・エンジニアプラスチックにもなります。また、繊維の面では多くを占めた綿花の代替として、合成繊維として使われるようになり、石油が他の多くのものを代替しました。

考えてみれば、昔の燃料の主役は薪であり、熱量を確保するためには、非常に過酷な労働を必要としました。それが、今は、石油や石炭・石油によって発電された電気などによって、そのプロセスが極めて効率的になり、更には家庭電化製品の飛躍的な普及もあり、炊事、洗濯、掃除などの多くの重労働が極めて簡単なものになりました。更には、それらの家電品の普及だけでなく、重労働からの開放によって、その時間を他の事に割くことが出来るようになり、極めて広範な分野でのサービス業が勃興し、「時間を金で買う」ことが出来るようになりました。スーパーやコンビニでの弁当や惣菜などはこれにあたりますし、クリーニング屋もこの範疇に入るかと思います。

それらのことを分析をすると、石炭・石油などの廉価なエネルギーによって我々の生活が嵩上げされていたわけであり、その燃料のコストがあがれば、今までのようなアメリカ型の大量生産・大量消費型経済は維持できないことになります。現状の太陽光発電や風力発電は、ベース電源としてとても使える代物ではなく、今の技術では300%失敗します。従って、よほど有望なエネルギーが見つからなければ、私たちの生活は、バイオマスエネルギーを使ったものに戻らなければならなくなります。石油によって与えられた文明によって、飛躍的に便利になりましたが、それがアキレス腱になり、石油が枯渇すれば、原始的な生活に戻らざるを得なくなる可能性が指摘されるのも皮肉なものです。

世界人口は、昨年70億人を突破しましたが、今のまま行けば、2050年には100億人を突破することが見込まれていますが、これは農業革命や産業革命、そしてそれに付随するエネルギー革命があったから成し遂げられたものであり、その前提条件が剥落すれば、人口増加は維持できなくなり、凄まじい勢いで人口が減少する可能性が極めて高くなります。理由は何度も繰り返しになりますが、石油や石炭により下駄を履かせられていただけで、それが無くなれば、梯子を外されたような状態になることが容易に予想できるからです。過去、偉大な文明を築いてきたものがことごとく崩壊してきましたが、ひょっとすると近代文明も自分達がやってきたことにより、自分の首を絞めるということによって崩壊をするかもしれませんね。


1.日本経済の高度経済成長の要因
1)安い労働力の活用
2)中東産の安い原油の活用
2.工場の海外移転の要因
1)より安い労働力の確保
2)経済特区などの活用による税金等の免除
3.石油による嵩上げとピークアウトによる余剰分の露呈
1)安い石油が生産性を向上させた
肉体労働に頼っていたものが、内燃機関等を活用することにより、
省力化が進み、FA化(ファクトリーオートメーション)により、
より一掃の工場の省力化が進んだ。
2)有望な代替燃料も無く、天然ガス、石炭もピークアウトへ



●エネルギー問題に関する英文情報の翻訳
http://www.nexyzbb.ne.jp/~omnika/index.html

●安い石油時代の終焉 ピークオイルを考える
http://home.hiroshima-u.ac.jp/mfukuok/SEKP/SEKP061020.files/frame.htm

●70億人の世界へ、人口のオーバーシュート
http://www.nexyzbb.ne.jp/~omnika/70okunin.html

2050年までの世界のエネルギーの推移と構成のグラフ

ピークオイルの画像 IEAが在来型石油はピークを過ぎたと発表

紀元前2000年~現在までの人口増加のグラフ

2012年5月14日月曜日

層の厚さと底辺の強さ【組織にピラミッド構造は、必須】


「殆どの組織と言うのは、ピラミッド構造でなければ維持できない」と言うのは、過去何度も書いていることですが、自動車会社、電機会社、建設業、そして役所に至るまで、重層構造になっていて、基本は上になるほどピラミッドの頂点に近いような構造になっていると思うんですよ。まぁ、一番有名なところですと食物連鎖がその最たるものだと思います。

本当に日本企業の強さって、層の厚みがあること、そして底辺層が極めて優秀だって事なんですよね。なんだかんだでDQNと言っても、世界を見渡して、技能や教育レベルで比較すると断然と日本のDQNのレベルは高いと。ホント、迷惑行為とかいきがることは勘弁してもらいたいですけどね。

なんだかんだ言って、日本の実体経済を支えているのは、私も含めた底辺層な訳ですし、野球のように、一軍、二軍、三軍のような感じで、本当に層が厚いと。これが国によっては、一軍しかないということも結構ありますからね。日本は新卒一括採用で、中途採用はよほどのことが無い限り、活躍の場はありませんが、本当に会社に入ってからの椅子取りゲームに象徴される、出世競争、官僚もそうですが、本当に熾烈だなと。基本は、加点方式ではなくて、減点方式で、ミスをしなかった人間が残っていると言うのも結構多いんですが・・・・・。それで、基本は選抜されていくんですよね。まぁ、このケースは大企業のケースで、中小企業にはそのまま当てはまりませんが、同じような業種が腐るほどある中小企業においても全く同じことです。競合との競争が極めて激しいので、技術水準が上がると。

昔のように、拡大再生産で、どんどん会社の規模が大きくなっていれば、ポストも腐るほどあったのでしょうが、今は縮小均衡で、どんどんポストが無くなっています。そして、大企業の場合は、子会社や協力会社などへの天下りなどが当たり前で、そこでも力関係があるんですよね。

ただ、言えることは、ホント今までは、ピラミッド構造がきちんと維持できていたので、インドのカースト制のように上手く機能してきましたが、経済が成熟してしまった現在では、どう次の一手を打つのか、気になるところです。それにしても、インドのカースト制っていうのは、本当に良く考えられたシステムだなーと。あんな神代の昔とまでは言いませんが、私からすると大昔に良くあれだけのシステムを考え付いたもんだと、感心します。





●組織のピラミッドはなぜ崩壊したか
http://brevis.exblog.jp/13234959

●ピラミッド型からWeb型へ
http://leaders-post.com/blogger/article/blogger_id/33/article_id/10088

↑この考え方は、面白いですな。

2012年5月13日日曜日

シンガポールの医療水準とメディカルツーリズム

国際メディカルツーリズムが最近、色々なところで聞かれる訳ですが、シンガポールとタイがその中でも日本人にとって馴染みのあるところではないでしょうか。タイは、性転換手術などでレディボーイがやたらと多いことからも分かるように、外科の技術は超一流と言ってもいいのではないかと思います。理由は、手術の数が多いので、それに比例して腕が上がると言うことなんです。日本は腕は良くとも、手術の症例少ないために、技術としてはイマイチなことが多いと聞きます。まぁ、韓国も週末にプチ整形をしに行く人もいると聞きますが、実際はどーなんでしょうね。

あと、イギリスやアメリカでインド系の医者が無茶苦茶多いように、インド人の医者は結構、世界を席巻しており、本国のインドへも結構、医療ツアーに行って、手術を受ける人が多いらしいんですが、こちらは、タイやシンガポールと違い、MRSAなどの院内感染なども極めて多く、抗生物質の多用から耐性菌を持ったものが極めて多く、お金に余裕があるのであればお勧めできないと言うことでした。

まぁ、私は病院は、会社の保険で行っていたので、パラゴンにあるジャパングリーンクリニックですね。後は、歯医者さんは、コストパフォーマンスが良くて腕の良い桜井先生のいるラッキープラザのKo Djengですね。ホント、一般的に言ってシンガポールは医療費はクソみたいに高いです。


●メディカルツーリズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E8%A6%B3%E5%85%89


1.病院
●シンガポール日本人会診療所
http://www.japanese-clinic.com.sg/
●ジャパングリーンクリニック・検診センター(JAPAN GREEN HOSPITAL PTE LTD.)
http://www.japan-green.com.sg
●日本メディカル・ケア(グレニーグルス病院内、マウントエリザベス病院内)
http://www.nipponmedicalcare.com.sg/
●杉野クリニック
●マウントエリザベス病院(MOUNT ELIZABETH HOSPITAL)
http://mountelizabeth.com.sg/
●グレニーグルス病院(GLENEAGLES HOSPITAL)
http://www.parkwayhealth.com/hospitals/gleneagles_hospital/
●シンガポール ジェネラル ホスピタル(Singapore General Hospital)
http://www.sgh.com.sg
●国立大学病院(NATIONAL UNIVERSITY HOSPITAL(NUH))
http://www.nuh.com.sg/
●ケーケー ウーメンズ & チルドレンズ ホスピタル(KK Woman's and Chilrdren's Hosbital)
http://www.kkh.com.sg
●チャンギ ジェネラル ホスピタル(Changi General Hospital)
http://www.cgh.com.sg/
●Tan Tok Seng Hospital
  http://www.ttsh.com.sg/
●ラッフルズジャパニーズクリニック
http://www.rafflesj-clinic.com/RH.htm


2.歯医者
●JGH デンタルクリニック
http://www.japan-green.com.sg
●Ko Djeng
http://www.kodjeng.com/

2012年5月12日土曜日

「ウォータービジネス」の直訳は「水商売」か?【マリーナバラージ】

ずいぶんと前になりますが、シンガポールの新貯水池としてできたマリーナバラージへ行って来ました。正確に言うと、貯水池に付随する淡水化設備ですが・・・・。この建物はポンプ設備と逆浸透膜による淡水化設備が主なんですが、随分とお洒落な建物で、日本じゃ考えられないなって感じのデザインでした。機能性とデザインを兼ね備えたところは、ヨーロッパ人がしたと思うんですが、ポンプの設備を見るとABBと書いてあったので、いわゆる水のメジャーと言われるSuez(フランス)、Veolia(フランス)、Thames Water(イギリス)とかがコンサルをしているのなかって思いました。ポンプと言えばドイツのマイ社だったと思うんですが、「マイポンプ」と言われていて、はじめは所有格を表すかと思ったんですが、会社の名前だったんですね。チト驚きました。

さて、水のメジャーの話ですが、シンガポールはその経済的な成功から、東南アジアの嫌われ者として扱われており、隣国のマレーシアやインドネシアなどからはと生コンの材料として使う砂などの値上げを通告されて、ビルの建設等の影響がモロ出ていると言うことです。セントーサIRのカジノもそれで遅れているって話でごわす。まだ、砂だったら生活にはすぐに影響はでませんが、水ですと即影響がでます。ちなみに、マレーシアから買っている水も、既に値上げの通告を受けているようで、自国で水を賄えるように下水を飲み水にできるようにするニューウオーターや海水を淡水化して飲み水にするマリーナバラージが脚光を浴びているようです。日本のように雨がたくさん降って、湯水の如く使うことができる国であれば、高いコストを払って、逆浸透膜で水をつくるなんて!!!と思われますが、ライフラインという意味からみると、とっても大切なことなんだなと改めて思います。我々の体も90%以上水ですし、食べ物が無くても21日間持つようですが、水が無ければ3日で死んでしまうとすら言われています。それにしても「トイレの使用後の水を飲む」って、検査や科学的にお墨付きがあっても、普通は難しいですよね。

将来的には、私は山に籠もりたいと思っているんですが、やはり、手始めは農業かなと思っています。ただ、ある人は「畑に500円硬貨を敷き詰めている感じ」と本人が形容していたように、スケールメリットやノウハウがないと全く採算ベースに乗らないので、素人が手を出すと大やけどをすると言った感じです。またまた、話がそれましたが、やっぱり、水ビジネス、将来的に注目されると思うんですよね。既に中東では、大手商社やプラントメーカーが淡水化プラントをいくつも運営していますが、野菜工場とかもここ最近は建設され始めたように「水」「農業」は今後、ホットな分野になりそうです。

この国は日本の逆浸透膜の日東電工、東レ、多段フラッシュのササクラエンジニアリング、三井造船、日立造船のような水関係の会社の淡水化技術をHYFLUXがパッケージにして、他の国へ輸出しているようです。この国は、いろいろな最先端の技術の実験場のようになっており、それを自分のもののようにして輸出するところがまた賢いです。


●PUBの支配下のマリーナバラージコーナー
http://www.pub.gov.sg/marina/Pages/default.aspx
●ウォーターハブ
http://www.pub.gov.sg/waterhub/Pages/default.aspx
●ハイフラックス
http://www.hyflux.com/