2012年5月10日木曜日

水商売と水戦争に垣間見る多国籍企業の世界戦略【Water business & Water wars 】

古くて新しいテーマである水争奪戦は、世界各地だけでなく、日本でも水利権を巡ってたびたび起こってきました。今では、きちんとルールができ、自力救済、いわゆる力づくでの強奪はできないので、表面的には紛争はありませんが、実際には、過去に決められた取水権などを巡って、表に出ないいざこざはかなりあるそうです。

今後、我々が直面する資源に対する問題と言うのは「食料・水・エネルギー」の三つに集約され、この三つさえクリアできれば、殆どの問題は解決できたと言われるほど大きな問題です。究極的には、「食っていけない」と言う言葉があるように、食料が人類の生存のために必要な物資となるのでしょうが、エネルギーさえ無尽蔵に得られるようになれば、食物工場や造水工場などを容易に運用することができるようになり、すべての問題を解決することができます。現代の様々な仕組みを分析していくと気づくことがあります。それは「最終的に誰が儲かるか?」と言ったことです。我々の日常生活の変化、食生活の変化を見てみると下記のことに気づきます。まるで芋ずる式に繋がっているようで、驚きます。世界規模で行われている多国籍企業のしたたかな世界戦略、見事に「金儲け」の一言に繋がっており、非常に納得です。

まるで、「ゆりかごから墓場まで」しっかりと骨の髄までしゃぶれるようなビジネスになっていることに気づきます。この中で誰が一番得をするのかと言うことを考えるといわゆる欧米の資源メジャーと言われるところがしっかりと絡んでおり、彼らがグローバル化という錦の御旗の下、自給自足をしていた人たち、更には先祖が営々と築き上げてきた生活様式を徐々に変え、自分たちのビジネスにしていったんだなということが良くわかります。

利権は、上流で首根っこからしっかりと押さえられ、世界のルールは自分たちが有利なようにいつでも変えることができるように、さらにパッケージで扱うことによって、個別でいくらすばらしい技術を日本企業が持っていたとしても、それを安く買い叩けると言うシステムを構築してしまいました。それよりもマクドナルドのハンバーガーひとつ作るのに1立米という一辺が1mの立方体の箱の容積とそれに対応する1トンの水が必要だと言うのも驚きですよね。ビックマックを350gとすると重量比換算では約3000分の1くらいのものですからね。三千倍の重量といわれるとこのビジネスがいかにスケールが大きいかと言うことがわかります。ヴァーチャルウオーターの概念を取り入れると、実は我が国は豊富な水資源国とは言え、水をかなり輸入をしていることになるんですよね。

多国籍企業が、徐々に各国の民族の文化をこわし、単一の文化に染めていく世界戦略、本当に怖いなと思いました。多様性が失われるということは、ある特定のリスクに弱くなると言うことであり、トラブルが起こったときの連鎖が気になります。世界規模で自らの基準に合わせさせビジネスを進めていくことで、TPPが仮に採決されるようであれば、日本にも当然甚大な影響があると思って間違いありません。


1)草食から肉食へ
(1)鳥は1KGを作るために4KGが必要
(2)豚は1KGを作るために7KGが必要
(3)牛は1KGを作るために11KGが必要

これは穀物会社や種苗会社の利益に繋がります。また、食生活の変化により、マクドナルドやKFCのような多国籍企業の活躍の余地がでてきます。

しかし、考えてみると牛肉を食べるためには重量換算で11倍の穀物が必要となります。しかも肉食によって、健康が損なわれることになります。

2)穀物生産のための水
1KGの牛肉を得るためには、穀物生産なども踏まえると20トンの水が必要だと言います。

3)移動手段としての車や電車、船
昔は、多くが生活共同体内で生活が完結していましたが、車などの輸送手段が発達することによって、行動範囲が飛躍的に広がり、交易も盛んになり、分業体制が生まれました。ただ、工業製品の製造のためには、鉄などの資源だけでなく水を大量に必要とします。それだけでなく、動かすための燃料として石油等が必要となります。

4)大量生産・大量消費
モノを直し続けて使うより、新しいモノを買ったほうが安い時代になり、使い捨ての時代になりました。石油などから化学繊維や合成樹脂がつくられ、既存の植物由来のものから、廉価で加工が容易な石油製品に置き換えられました。

5)医療ビジネス
予防のためのワクチンや検査・治療のための高度で高価な医療機器が必要になってきました。
最先端医療は、数千万円も治療費としてかかることがあり、天命として受け入れられていた難病などによる早死にが減りました。しかも、年を重ねるごとに治療費は高くなる傾向にあり、
若年層に比べて疾患の比率も極めて高くなります。

いままで、長い時間をかけてその土地にあった最適なものが残ってきたわけですが、ここまで短期間にそれらが破壊されるとなるとその歪みは極めて大きいものになるのではないかと思っています。皮肉なもので、問題を解決したと思っても次々に新たな問題が噴出し、まるで人類の英知をあざ笑っているかのような地球です。今後、どうなるのか、思いを巡らせてみたいと思います。


●World water wars
http://worldwaterwars.com/

2012年5月9日水曜日

トヨタの営業利益1兆円報道と今後の震災リスク

よくトヨタ銀行と比喩されるトヨタの堅固な財務体質は、単体での話であって、それが総資産が9兆5千億円であり、自己資本が6兆5千億で、有利子負債が8500億円、自己資本比率が68%に及ぶのに対し、連結では総資産が29兆円、そして自己資本が10兆3千億円、有利子負債が12兆4千億円で、自己資本比率が34%と言うのは、そうとう差があると思います。セグメント毎の情報をみていないので、なんとも言えませんが、販売会社やリース会社、金融会社の負債が大きく、自己資本比率を下げている原因になっていると思います。

連結決算が導入されてからは、子会社への損失隠しや飛ばしなどがしにくくなり、より実体が示されるようになった訳ですが、多くの人が、トヨタはキャッシュリッチな会社と勘違いしていることです。確かにキャッシュリッチであることには、代わりはありませんが、比率などをみると普通の会社です。9日発表された2012年3月期連結決算によると、売上高は20兆8481億円、営業利益は1兆391億円となっていますが、何故かサンケイ系が営業利益が3556億円と報道しています。これは、税引き後利益の間違いじゃなかろうかと。大手の新聞社でも営業利益、経常利益、税引き前利益、税引き後利益の違いも分からない人がいるみたいですからねw ひょっとすると、日本の会計基準と米国会計基準を取り違えたかもしれませんし。。。

それよりも怖いのが、トヨタは、元町工場、本社工場、貞宝などの工場が豊田市近郊に密集しています。東南海地震や三河地震など、過去に大きな地震が発生していますし、これからもかなり高い確率で地震が発生する可能性があることを忘れてはいけません。密集していると言うことは、製造効率などが高まる訳ですが、震災があった場合は被災も同じタイミングですると言うことです。直近では、東日本日本大震災やタイの洪水があったわけで、それらを考えると愛知県の三河地区に集積しているトヨタの工場のリスクは非常に大きいと指摘せざるを得ません。豊田章男社長は、アメリカでの事件などの洗礼を受けているので、おそらく様々なリスクについては想定をしていると思います。余談ですが、今はなき三洋電機は、新潟県中越地震の際、子会社である新潟三洋電子(現・三洋半導体製造)の半導体工場が被災。無保険(地震保険)だったことから、「阪神・淡路大震災を経験したはずの会社にあるまじき行為」として世間からの批判を浴びただけでなく、500億円超の被害が同年度決算にほぼそのまま損失として計上されたという笑うに笑えないことがあり、リスクマネージメント上の問題が指摘されたところでもありますが、トヨタに限ってはそんなことはあり得ないと思います。

自動車産業は日本の基幹産業として、我が国経済を牽引してきたわけで、家電が総崩れになり、素材産業の代表選手としての製鉄業の鉄鋼も粗鋼生産高で韓国や中国に軒並み抜かれているような状況になってしまった現在、最後まで死守しなければならない業界であるのは間違いありませんが、我が国最大規模のグループ企業であるトヨタの震災リスクを分析すると、万が一の際は怖いなと思いました。

これがトヨタの本体の直轄工場です。九州トヨタとか関東自動車工業などは含みません。ホント、本体だけだと、愛知県の狭い地域に密集しているんですね。これを見て改めて驚きましたよ。まぁ、アイシンだとかデンソーなどの身内企業を含めると怖いな・・・・。裏をかえすと、自動車と言うのは周辺への波及効果や乗数効果の極めて大きな産業であり、ちょっとした事でまわりに甚大な影響を及ぼすことが分かります。設備投資をちょこっとしただけでも、関連企業とか下請け、孫請けとかまでの影響度を考えたら本当にむちゃくちゃ規模は大きいですからね。おそらく、優秀な人間が集まっているトヨタのことですからJIT(ジャストインタイム)のカンバン方式などを万が一の震災が起こったときに備えて、シュミレーションをしていると思います。これは、以前の過度に最適化されたサプライチェーンで、遊びが無くなってしまって、品不足が発生した新潟県中越沖地震で被災したピストンリングメーカーリケンのことや系列の部品メーカーであるアイシン精機刈谷工場の火災によってブレーキ部品の供給が止まったためことを踏まえ、当然のことながらカイゼンとして、事例をフィードバックさせていると思います。



1)本社工場
2)元町工場
3)上郷工場
4)高岡工場
5)三好工場
6)堤工場
7)明知工場
8)下山工場
9)衣浦工場
10)田原工場
11)貞宝工場
12)広瀬工場





●トヨタの世界生産網

これみると、結構東南アジア地区南アジア地区も工場がかなりあり、パキスタンにあるのも驚きましたよ。


1)インド
カローラ、イノーバ、フォーチュナー、エティオス 
2)インドネシア
イノーバ、フォーチュナー、アバンザ、ダイナ
3)マレーシア 
ハイエース、ヴィオス、ハイラックス、イノーバ、フォーチュナー
4)パキスタン
 カローラ、ハイラックス
5)フィリピン
イノーバ、ヴィオス
6)タイ
カローラ、カムリ、カムリハイブリッド、プリウス、ヴィオス、ヤリス、
ハイラックス、フォーチュナー、カムリ、カローラ、ヴィオス、イノーバ、ハイエース、

日立とパナソニックのガチンコ勝負【電マ対決】

弱電と重電で決算の明暗を別けた訳ですが、ホントに一寸先は闇ですね。ホント、重電は、土建屋みたいなノリで、経験工学とかが必要な分野で、個別の分野が短期ではよくとも、長期では、やっぱり、経験がモノを言うんですよね。最近、中国、韓国の巨大粗大ゴミ級の不良品が巷にあふれているという話を良く聞きます。UAEの原発もおそらく、過去の例に漏れず、巨大粗大ゴミになる運命かと思います。それを考えるとイギリスでの高速鉄道の受注など、日立のインフラ部門は頑張ってるな。個人的にTGVもタリスも私に言わせると、クソですもん。ウンコですよ。やっぱり、日本の新幹線は凄いわ。ただ、東海道新幹線のような超過密ダイヤのものは、世界の都市でも必要はないと思うんですよ。日本のように太平洋ベルトに東京都市圏、名古屋都市圏、大阪都市圏が並んで、ちょっと離れて、福岡都市圏があるからこそ必要になったものなんですよね。で、4時間の壁と言われるものがあり、四時間を越えると、飛行機の方がユーザー側に人気があるんだとか。それを考えると広島がギリギリですからね。世界の都市を見てみると、新幹線が必要なところって殆ど無いに等しいんですよね。TGVのお膝元のフランスでも新幹線のような高頻度運行じゃないですから。驚くほど本数が少ないですよ、新幹線と比べると。

さて、ウンコで思い出したんですが、過去に、暴走族グループから抜けようとした少年を暴行して死なせたとして傷害致死罪の公判の際、水戸地裁の裁判官が少年審判で少年らに「犬のうんこでも肥料として使われる。暴走族はリサイクルもできない産業廃棄物以下だ」と言ったと言いますが、ホント理性ある裁判官だなーと思いましたよ。なんで、この裁判官が糾弾されなきゃならんのだとおもいましたよ。話がそれましたが、このウンコ論理をインフラにも当てはめると、ホントにウンコ以下の存在になりそうな勢いです。特に核のゴミは、福島でも明らかなように、本当に産廃以下の厄介な存在ですからね。

さてさて、前置きが長くなりましたが、昨日、調べていて腰を抜かしそうなぐらい驚いたんですが、パナソニックが日立製作所の長寿商品に対抗してかは知りませんが、「パナブレーター」という製品を出していて驚きました!!名前がホント、社運を賭けていたと思われるくらい、意気込みが伝わってくる名前ですね。松下幸之助の信念が伝わってくるネーミングでした。松下電器もパナブレーターで一時代を築いたら、業績も違ったものになったでしょう。あとは、日立製作所に対抗して、東芝も電マ市場に登場したら、三つ巴になったかも・・・・・。そしたら、三菱重工(弱電ではありませんが)もほっとかないかもw

二社のガチンコ勝負の結果と言うと、本来の目的外のAVで大活躍をしている電マであり、アメリカでは、電マと言えば、「HITACHI」を指すくらい有名らしいことからもわかるように、パナソニックが完敗し、市場から撤退したらしいです。日本ではTHRIVE(スライヴ)が結構強いようですが、北米を中心として世界市場を席巻している電マが日立製作所の製品と知って驚きました。鉄道関連、原子力発電所から夜の娯楽まで幅広く提供する日立の総合電機会社としての間口の広さを改めて実感しました。さすが「Inspire the Next」ですね。それよりも、電マは電動マッサージ機の略なんですけど、今主流の使い方は、日立も想定はしていなかったんでしょうねw

昔、総合商社(と言っても、三菱商事らしいです)が「ラーメンからミサイルまで」というキャッチフレーズを使っていたみたいですが、ミサイルだと物騒なので、ということでクレームがつき、その後「ラーメンから航空機まで」と言い換えられたことがありますが、日立製作所も「Inspire the Next」じゃなくて「電マから原発まで」と民生品から社会インフラまで幅広く手がける技術力をアピールしたらどうかなーと思いますw あと、「インスパイア ザ ○ンコ」でもいいかもw

個人的には、ドンキホーテなどの店頭に並んでいるのは、ことごとくスライブ社製のものです。このあたりで、日本最大の企業である日立製作所に底力を見せてもらいたいもんです。


●Hitachi Magic Wand
http://www.kanshin.com/keyword/1415191

●パナブレーター EV256 生産終了
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=EV256

●性具 Wikipedia より ※良い子は見ないでね!!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E5%85%B7
歴史の項目を参照

●裁判官のウンコ発言
茨城県三和町で暴走族が少年を集団暴行死させた事件で、傷害致死罪に問われた少年3人の公判が27日、水戸地裁(林正彦裁判長)で開かれ、少年審判の裁判官が「犬のうんこは肥料になるが、暴走族は何にもならない産業廃棄物以下だ」と発言したことを、少年の父親が証人尋問で明らかにした。

別の少年の母親も、裁判官から「暴走族をやっていた君たちはリサイクルのできない産業廃棄物以下だ」と言われたと証言。「(息子が)人間じゃないと言われている気がした」と述べた。

弁護人によると、発言をしたのは水戸家裁下妻支部の裁判官。審判は7月下旬に非公開で行われ、少年や保護者、弁護士らが参加した。審判の結果、3人はいずれも水戸地検に逆送された。(共同通信) [10月27日22時50分更新]






資源メジャーとは何様だ!!【バナナの叩き売りはしない】

資源会社がやりたい放題ですね。というか、羨ましい。私もこういう会社へ行っていたら今頃やりたい放題で、本当のえちごやになってただろうなって思います。天下の新日鉄が業績予想を出せないなんてことがありましたからね。どーでもいいことなんですが、学生の頃、「お前ら何様だ」と電車の中でオッサンが小学生を叱っている時に「お子様」と小学生が言っているのを見て、オッサンが次の一手を打てないでいる姿がついつい頭に浮かんでしまいました。。。

さてさて、資源メジャーですが、前年比で9割の値上げとか平気でしていますし。それにこの市場はここ最近進んだM&Aで寡占が進み、バナナの叩き売りはしない状態なんですね。そりゃ、ちょっと前まで苦しい時代、冬の時代がずっと続いたわけですから需給の関係が変わり、価格支配力を得たら稼げるだけ稼ぐのは、寡占をした会社の戦略かと思います。ホント、ハイテク製品などと決定的に違うのは、基本は資源は有限って事なんですよね。ですので、半導体やLCDのように、「儲かっている会社がいるから、ウチも作ろう」と言うことがなかなか出来ないわけで、鉄のようなベースメタルについても、採算ベースに乗るところについては、大手が抑えちゃっている訳で、レアメタルに関しては、目も当てられないくらいのアチャアチャのやりたい放題の状況になっています。前にも書きましたが、高炉大手が業績予想を出せないぐらいのインパクトがあるぐらいですから。いま、日本国内の原発が全て止まりましたが、電力会社もそのうち業績予想が出せなくなると思っていますが・・・。昔は、資源は金があれば買えると言って来た人もおり、オースロラリアなんかに出張に行った人は、「その辺にいくらでも転がっている石ころだ」とまで言っていたくらいですからw 中東の旧アラビア石油の権益なんかもそうですね。「権益を失っても、金で買えると・・・・・」言っていたと聞きますから。

ちなみに、食糧のメジャーのカーギルというえちごやをもっと凶悪にしたような会社があり、この会社は、穀物を扱っているんですが、自前で人工衛星を持っていて、気象観測をしていたりしてます。あと、ターミネーターとかなんとか一代しか続かない種を売っているモンサントという種苗会社(ラウンドアップという農薬で有名)もあり、その凶暴ぶりはホント凄まじいですからね。いつ牙を剥くんだろうとびくびくしていますよ。

よく、聞く話は、「権益を持つとアホになる」と言うことです。プーチンもガスプロムでえちごやをやっちゃたんですが、その反動も大きかったといいます。資源外交とはよく言いますが、鼻くそをほじっていてお金が入ってくるビジネスモデル、いわゆる「鼻ホジビジネス or 棚ボタビジネス」と私は勝手に名付けていますが、これほどおいしいものはありません。特に、石油に依存した現代経済、ホント、アメリカの作ったビジネスモデルってすごいと思います。デュポンなんか、化学繊維やプラスチックのおおもとを作った会社ですしね。元々はダイナマイトのような爆弾の会社なんですけど・・・。私も鼻くそほじり機なんか作って、その特許でえちごや賞とか、ノーベル賞に匹敵するものを作ってみたいものです。余談ですが、ダイナマイトは、じゃがいもやトウモロコシからできるセルロースが原料になるというのも驚きですが、私の鼻くそも環境技術の要となる触媒のプラチナに変わるとかあればな~と馬鹿なことを考えています。


●資源メジャー一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/資源メジャー一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%80%E7%89%A9%E3%83%A1%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC

■石油メジャー (セブン・シスターズ)
1 スタンダードオイルニュージャージー(後のエッソ、その後1999年にモービルと合併しエクソンモービルに)
2 ロイヤル・ダッチ・シェル(オランダ60%、英国40% )
3 アングロペルシャ石油会社(後のブリティッシュペトロリアム、2001年に会社名の変更でBPに)
4 スタンダードオイルニューヨーク(後のモービル、その後1999年にエクソンと合併してエクソンモービルに)
5 スタンダードオイルカリフォルニア(後のシェブロン)
6 ガルフオイル(後のシェブロン、一部はBPに)
7 テキサコ(後のシェブロン)

■天然ガス
ガスプロム(ロシア)
(他、多くのオイルメジャーが天然ガスも兼ねる)

■鉄鉱石
ヴァーレ(ブラジル)(旧称リオドセ)
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)
BHPビリトン(オーストラリア・イギリス)

■原料炭
BMA(オーストラリア)
エルクバレー・コール(カナダ)
エクストラータ(スイス)
アングロ・アメリカン (南アフリカ共和国・イギリス)
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)

■金
ニューモント・マイニング(アメリカ)
アングロ・アメリカン(南アフリカ共和国・イギリス)
バリック・ゴールド(カナダ)
ゴールドフィールズ(南アフリカ共和国)

■銅
コデルコ(チリ)
フリーポート・マクモラン(アメリカ)
BHPビリトン(イギリス・オーストラリア)
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)
ニッケル [編集]

■ニッケル
ノリリスク・ニッケル(ロシア)
インコ(カナダ、2006年にヴァーレによって買収)
WMCリソーシズ(オーストラリア)

■ボーキサイト
ルサール(ロシア)
アルコア(アメリカ)
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)
アルキャン(カナダ)
BHPビリトン(オーストラリア・イギリス)
中国アルミニウム(中国)

■ダイヤモンド
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)
デビアス(南アフリカ共和国、イギリス)
アングロ・アメリカン(南アフリカ共和国、イギリス)
アルロサ(ロシア)

■穀物メジャー
ADM - 387基・533325千ブッシェル
カーギル - 286基・464091千ブッシェル
コナグラ - 100基・210958千ブッシェル
バンゲ - 53基・173012千ブッシェル
コンチネンタルグレイン - 71基・166346千ブッシェル
●資源メジャーの動向 JOGMEC
http://mric.jogmec.go.jp/mric_search/Search.do?akey=%E8%B3%87%E6%BA%90%E3%83%A1%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8B%95%E5%90%91&dsel=98&fyear=&fmonth=&fdate=&tyear=&tmonth=&tdate=&syear=2012&smonth=03&sdate=31&check=7&okey=&pkey=&nkey=&fflg=false&psel=50&nowPage=1&recordSize=0&ssel=0&ccheck=7+

●資源メジャーと天然資源まとめ 「ゆとり世代の生存戦略」より
 http://abroadoctor.blogspot.com/2012/02/blog-post_19.html




2012年5月8日火曜日

バナナの叩き売り発祥の地 【世界的なM&Aを考える:そんなバナナ】

やっぱり、今のM&Aの状況をみると本当に優良企業がバナナの叩き売り状態だなーと思います。この北九州の門司にあるバナナの叩き売りの発祥の地、訪れた時は感動しましたよ。

私がやるんだったら、バナナの叩き売りはしないと言うえちごや系ビジネスですけどね、モチロン。 このバナナの叩き売りの記念碑の写真を見ると、国際市場で勝ち残るためのオンリーワンの技術を持たないと生き残っていけないなーと思いましたよ。ある意味、教訓です。将来的に、ゴッホのひまわりのように、このバナナの油絵を教訓に飾っておきたいなと・・・

●バナナの叩き売り
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8A%E3%81%AE%E5%8F%A9%E3%81%8D%E5%A3%B2%E3%82%8A


●バナナ大学
http://banana.co.jp/
↑こんなHPもあるんですね。






ローミング代の節約とスカイプ以外のオンライン番号【mydivert.com】

日本のオンライン番号(050ではじまるやつ)はもう3年くらい使っているんですけど、ホントこれは、日本の市内通話でシンガポールに転送されるので、ホント重宝しています。で、スカイプのオンライン番号というと、シンガポールもマレーシアもインドネシアもタイもないんです。まぁ、そうは言っても日本のものだけでも設定を変えるだけで、現地のSIMに転送できるので、相当助かってますが・・・・。国際電話代とローミング代ともに節約できて、ダブルパンチで効いてきますからね。前はデュアルシム(Dual SIM)を使っていて、一台の携帯電話に二枚のSIMカードが入るんですけど、思ったよりも使い勝手が悪かったんですよね。これは、日本でも流行るかな・・・と思ったんですけど、飲み屋のおねーちゃんとかは、完全に携帯電話を分けていて、営業用とプライベート用とあるみたいで、デュアルSIMの本来の目的とは違うので、まったく日本では流行らないと革新しましたw

そんな訳で、スカイプのオンライン番号は、シンガポールじゃ使えないので、ずっとオンライン番号を探していたんですけど、やっぱりあるんですね。結構、通信会社なんかは、国営っぽいところが多くて、そこの利益を守るために、規制をしていたと思っていたんですけど・・・・。これを使ってみて、実際かなりつかえました。何故かと言うと、シンガポールの番号も取れるからです。この番号を教えたり、あとは、携帯電話からこのオンライン番号に転送して、他の国の携帯電話に転送するなどすれば、料金がローミングするのに比べてむっちゃ安くなるんですよね。基本はIP電話なので、市内料金の適用となるんですよね。スカイプイン(Skype in)のオンライン番号もはじめは画期的で驚きましたけど、なんで番号が取れる国が限定されているんだろうとずっと不満を持っていました。これで、別の国に行った時なんかも、ローミングの高い電話代だという脅迫概念から開放されるw

それにしても、国際間の電話会社もジリ貧だなと。スカイプ同士だとタダな訳ですし、ここ最近はIP電話も流行っちゃっていますからね。通信関係って本当に旬の移り変わりが激しいだけに、今後もどんどん良質なサービスが出てきて料金の低下に繋がっていくだろうな。ホント殿様商売のKDD(確か、NHKと同じような安直さで国際電信電話の頭文字)もDDI(第二電電)とくっついて、超安易なネーミングで「そのままくっつけただけやん」というKDDIという名前になってしまったほどですからね。まぁ、弁当箱のようなものを担いで、電話をしていて、しかも待ち受け時間が丸一日程度しか持たなかった初期のアナログ携帯電話も完全に駆逐されてしまったわけですから、時の流れは早いなーと。ホントちょっと前まで、テレックスを使っていたこととか、クソ高い国際電話料金を払っていた時代が信じられませんね。まぁ、飲み屋のおねぇちゃんとかとのSMSのやり取りでふと思い出すんですけど、テレックスの名残がある、「ASAP(As Soon As Possible)」「2U(To You)」「BTW)(By The Way)」なんかを使ってきますが、これは、文字数に応じて課金されていたもので、ホント海外とのコレポンでいかに文字数を短くして料金をケチるかという昔の商社マンなどの緊張感が文字に凝縮されているような気がするなーとおねーちゃんをSMSをしていてふと思いだしますw

これで、インドネシアに行こうが、マレーシアに行こうが、タイに行こうが電話料金がむっちゃ安くなること間違いないです。もし、もともとの携帯電話の番号を変更したくない場合でも携帯電話の「Call divert」の機能を使って、空港でイミグレを通った後に、設定すれば大丈夫です。まぁ、これは、私なんかしょっちゅう忘れていたので、パスポートの表紙にテプラを張って「国境を跨ぐ前に、設定汁!!」とやってからは、忘れることはなくなりましたが・・・・。特に、陸路でマレーシアへ行く時なんか、忘れちゃいますからw

 



●mydivert
http://www.mydivert.com/buy_telephone_numbers/60_Singapore_numbers.html

●voipvoip
http://www.voipvoip.com/virtual-phone-number/singapore.html

ジョホールバルのレゴランド【JBのイスカンダル地区の開発の勢いは凄まじい】

シンガポールのお隣のJBことジョホールバルの開発の勢いはとまりませんね。NUSA JAYA地区はよく見学に行ったんですけど、シンガポールと違って、腐るほど住宅用地があるんですよ。ホライズンヒルとかも素敵でしたけど、レゴランドどんな感じかずっと気になっていました。

あのあたりといえば、ジャスコぐらいしか行くところは無いんですけど、シンガポールから地下鉄なんかが繋がったら、本当に便利になるだろうなーと。いっそのこと、シンガポールとマレーシアがくっついちゃえばいいのにと思いましたw もともと一緒な訳ですし。


●レゴランドマレーシア
http://www.legoland.com.my/