フランスへ行ったときに思ったんですけど、モンサンミッシェルみたいな一見、華麗に見えて、実は、城みたいな堅固な防御ができる体制なんて普通の人は思いもよらないと思います。それと同時に、カーストも身分を固定してしまうことによって、鼻くそをほじっても生きて生ける人ができて、それが没落しないとなれば、喜んでやるでしょう。急にやるとばれてしまいますから、徐々にというのがポイントですね。愚民政策にしても、徐々に馬鹿にしていくというのがポイントですが、いろんな宗教を見てみると、何百年、千年、二千年という歴史をかけて、矛盾をなくしていく完成された理論というのがまたスゴイと思います。とは言っても、科学では証明できないことがたくさんあり、理に叶ったこともあるので、一概に悪いとは言えないんですけど、それにしてもその成立の過程を見ると、やっぱり、人の欲ってすごいんだなと改めて思います。
あと、発展途上国のスゴイところは、少数の人が多数の人から搾取するというシステムがホントうまく機能しているということです。いわば、ネズミ講の世界と言った所でしょうか。で、一度、のし上がったら、よほどのことがない限り、転落をすることがないというシステムは、やっぱり、美味しいじゃんと思います。で、カーストで思ったんですけど、カースト制とは、皆さんもよくご存知だと思いますが、職業が生まれたときから決まっているというヤツですね。ですから、結婚も違うカーストと簡単にできず、親が結婚相手を探してくると言う・・・・・。で、恋愛結婚なんてしようものなら、村八分ということがあり、自分だけでなく、親や親戚中に迷惑をかけてしまうという・・・。恥の文化やプライド、それから掟が悠久の時を刻み、人の脳の中にしっかりと刻み込まれているからでしょうね。日本は、欧米化が進みAmerican Way Of lifeがしっかり染み付いてしまい、核家族、あと、一人暮らしなーんていうのがスゴイ勢いで進んでしまいましたが、ホンの数十年前までは、大家族が当たり前だったんですよね。誰がこうしたのか?といったら、やっぱり誰でしょう。テレビの見すぎで私は馬鹿になってしまいましたが、それがなかったら、今頃は、博士か大臣じゃなかったのかなと思うことがよくあります。
日本は、比較的宗教の概念が他国よりもゆるいので、こんなになってしまったのでしょうが、インドは、いまだにその概念が強く、ベジタリアンが多いことから、戒律はしっかりと守られています。ですから、当分は日本のような文化の崩壊の危機はないんじゃないでしょうか。そうは言っても、今の時代、本当に情報の伝播は早いので、逆の方に動き始めたら早いかもしれませんけど。
で、話は変わりますが、インターネット革命という情報革命が、情報の格差を無くし、タダに近いようなコストで世界中から情報が得られるだけでなく、逆に発信できるというシステムはホント、スゴイことだなと思います。中国の労働争議も携帯電話で色々な工場で連絡を取り合って起こしたといいますし。その一方で、エネルギー革命がきっと遠くない将来に起きると思っています。現在の、石炭や石油を中心とした化石燃料の世界も、ひょっとしたら、私の鼻くそが実は、原子力発電以上の効率のいい燃料になって、エネルギー問題が解決ってことも、実はありなのかもしれません。となると、一気に大富豪ゲームが現実味を帯びてきますね。戦後のどさくさにまぎれて、のし上がった人も多いと思いますが、近い将来、大富豪ゲームの現実版なんてあるかもですね。そしたら、私なんかが、内閣総理大臣になったりとか・・・・・。なったらなったでスグに射殺されて、「はい、おーしまい」になりそうですけどね・・・
辞典で調べてみると、「ぐみん‐せいさく【愚民政策】 為政者がその権力を保つため、人民を政治的に無知な状態にしておこうとする政策。」と書かれています。へぇー、確かに発展途上国は、一度金持ちになったら、没落しないシステムで、実業家が政治家を兼任し、自分の好きなように法律を変えているということも結構あります。
よく、政治手法として韓国やフィリピンの3Sとか、イタリアの「パンとサーカス」、スケープゴートとか言われますが、本当に愚民政策というのは、その狙いが明確なので、よーくわかります。カンボジアの虐殺も知識層がいては困るから・・・・というのが根底にありましたから。ちなみに、「3S政策とは、大衆の関心を政治に向けさせないように取る愚民政策のひとつです。3Sとは、Screen、Sport、Sexの頭文字を取ったとされる。スクリーン、スポーツ、セックスまたはスピード(クルマ)は大衆の欲望動員による娯楽として、それらに目を向けさせることにより、民衆が感じている社会生活上の様々な不安や、政治への関心を逸らさせて大衆を自由に思うがままに操作し得るとされるらしいです。ココ最近では、Screenとは、パソコンのディスプレイとかスマホの画面とも言い替えられますね。LINEやユーチューブ、そしてモバゲーなどのネットゲームに興じている方でしょうか。苫米地氏によるとこのようなものはトランス状態になって洗脳にはピッタリのようなニュアンスで受け取れますから。若い世代なんか、中毒症状って半端じゃないと思いますよ。ネット中毒、スマホ中毒ってやつでしょうか。
ホント、私もビジネスで、交渉相手がアホだったら、助かることが結構あるのですが、そうはうまくいきません。たまたまアホで結構うまくいくこともあるんですけど・・・・・・。それよりも心配なのは、日本が10年、20年かけて徐々にアホになってきたことです。円周率も「3.14」ではなく「3」になったといいますし。確かに、円周率を3にしたところで、どーってことはありませんが、少なくとも整数ではその円周率の意味が出てこないと思うんですね。何兆ケタなんて言うのも無駄の極地ですが、「3」というのも・・・・というのが一般市民であり、ゆとり教育をギリギリ受けずに、さらに週休二日の恩恵を得られず、第二次ベビーブームのあおりで、受験で苦労した世代の視点での意見でございます。それを考えると、時間をゆっくりかけて、徐々に国民を馬鹿にしていこうとする思想というのは良くわかります。気づかないうちにアホになっているというのが一番タチが悪いですからね。特に、日本では、テレビによる効果的な洗脳が今まで行われてきました。おっと、テレビに限らずマスコミはと言い替えても良いかもしれませんね。ですので、マスコミがブームを作って、車や商品、あとはレストランなども思いのままに流行らせることができましたが、インターネット全盛の時代になってからは、テレビを見る人が少なくなり、思いのままにブームを起こすことができなくなりました。やっぱり、マスコミに洗脳されて踊らされていたんだわと思いましたもん。車とかもメーカーが電通とか博報堂に広告費を払っているんで、そりゃ良いように言いますわ。「車がある男じゃないと駄目」とか言うのも完全にマスコミの洗脳ですわw
いわゆる「ゆでガエル」現象というやつでしょうか?ちなみに、茹でガエルとは、水の温度を徐々に上げていってもカエルは気づかないというやつです。この「徐々に」というのがポイント中のポイントです。私の前の上司がよく言っていましたが「金の交渉の時だけ行くと、怪しまれるから、毎日行って、麻痺させて、会話の中にドレッシングしろ」というのが最近良くわかります。
それにしても、漢字が読めない政治家を馬鹿にしていましたが、結構、新聞も誤字脱字がおおいですからね。昔だったら、ありえないですけど。本当に、ハムスターを内閣総理大臣にしたほうがよっぽどいいなと思い始める今日この頃です。
最近思うのは、家族を中心としたイエ制度の破壊や教育の質の低下は、日本国民を見えないところで徐々にと言うのがミソですが、徹底的に破壊したと思っています。そうです、ボディブローのように、じわじわとその効果が出ているんですよw ヒトを作る教育を今まで長い年月かけてきてやってきたのに、たったの数十年で完全に壊しちゃったと言う感じですから、それを直すのは気の遠くなるほど時間がかかりそうだなと思いますよ。「世の中は便利になった、でも人間関係までは便利にならなかった」ってことなんですよね。目先の便利さや楽しさに騙されて、結局失ったものはとてつもなく大きかったと。それを考えると戦前の日本ってすごかったんだなと思いますし、アジアを開放させる原動力になったんだなと思うことってかなりあります。
最終的には誰が得をするのかな?その利益誘導を見れば、その目的は明確ですが、日教組なんかもその目的を達成するために、本当に貢献したんだな~と思いますもん。朝日新聞もそうですなw 茹でガエルを狙ったのかなと思うこともありますが、利益誘導なんですよね、結局は。
●ユダヤが長い間迫害されてきた理由
http://matome.naver.jp/odai/2137950327511744801
国旗の五芒星で有名なイスラエル、知識人が多いこと、金融関係を牛耳っていることでも有名ですが、浮浪の民族であるユダヤ人は、迫害されて、土地に土着することもなく、モノも収奪されたなかで教育が最大の財産だったんですね。
教育重視は、実は中世に発達した国際宗教としては特殊な性質です。中世において、どの国でも平民は文字が読めなくて当たり前でした。また、支配者としては、民衆が外国語を覚えたり、知識を蓄積していくことは都合の悪いことでもあったのです。
【過去の関連日記】
2012年1月29日
水は高きより低きに流れ」、「金は低きより高きへ流れる」【華僑の格言】. 世界三大商人(ユダヤ、インド、華僑)と言われる華僑ですが、東南アジアでの華僑の存在感は本当にスゴイですね。本家の中国でも、鼻ホジ型(鼻くそほじり型)のビジネス ...