2012年2月9日木曜日

アルワリード王子【投資家、世界4位の富豪】


アラブのウォーレンバフェットの異名を持つ、アルワリード王子。良く、勘違いしている人がいるんですが、彼は油で儲けている訳ではなく、株で儲けているんですよね。アブダビ投資庁と同じように原資は、油かもしれませんが、基本的には銀行借入で事業を開始し、その先見性でのし上がったわけですし、王子といっても、日本で言う宮家の中でも序列から言うと300番とかぐらいという話ですから、むちゃくちゃ育ちが良くて、べらぼうに金をもっていたという訳でもないんですよね。

良く、シティバンクを救ったとか言われていますけど、いきなりパナソニックとかソニーの大株主になって、日本の電機メーカーの再編を進めたら面白いですよねw 中国に乗っ取られるぐらいだったら、中東にスポンサーになってもらった方が一億倍マシですからねw

彼は、ボーイング747をプライベートジェットとして使い、今はおそらく、エアバスの総二階建てのA380の引渡しもおそらく終わって、プライベートジェットとして使っていると思うんですけど、ボーイング747でフランスとかイギリスに買い物に行っちゃうというのがすごいですな。

私は見たことが無いんですけど、ドバイに駐機しているのを取引先の人がみたことあると言ってたんですけど、兎に角すさまじかったと。WTIが100ドルを常に超えるようになって、また、中東の金持ちの人たちはさらに潤ってるんじゃないでしょうか。

ホント、下品なお金の使い方、好きなんですよね。高級住宅地である椰子の木を模したザ・パームもそうですし、世界地図を模したワールドもあの下品さがたまらなく好きでした。

●アルワリード王子
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E7%8E%8B%E5%AD%90

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E2%80%9C%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%AC%AC5%E4%BD%8D%E3%81%AE%E5%AF%8C%E8%B1%AA%E2%80%9D%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%8A%95%E8%B3%87%E6%89%8B%E6%B3%95-DVD%E4%BB%98-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA125-%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/4775970925

2012年2月8日水曜日

冬将軍


ナポレオン率いるフランスすら勝つことが出来なかった冬将軍、私も豪雪地帯に転勤で住んだことがありますが、地吹雪(視界がほぼゼロ)とか、凍てつくような氷点下の寒さ、とてもじゃないですけど、勝てませんわ。二重窓でも、部屋のなかでは寒くて寝られないことがありましたからね。

北極海の海氷が解けて、比重の軽い淡水が増えて気流に影響を与えているといいますが、気象はスーパーコンピューターでも計算できないくらい複雑な要素がいくつも絡み合ってバタフライ現象とか風が吹けば桶屋が儲かる式のこともかなりあるため、なんとも言えないです。

ただ、言えることは、地球とは見事となバランスの上に成り立っているものであり、そのバランスが崩れればあっという間に、片方に偏ってしまうことがありうるということです。

水というのは、極めて比熱の高い物質(逆に空気は比熱が低く、二重窓やセーター、ウィンドブレーカーはこの原理です)で、しかも固体にもなり、液体にもなって、さらには気体にもなるものです。そして、我々の体の8割以上が水で占められているというように、水とは生命の維持にも不可欠であり、更には地球という星が存続するためにも必要不可欠のものでもあります。ホント、熱移動のシステムってすげーなと。それに、見事なバランスだなと。いくつもの偶然が重なって、今の環境ができていると。

一般的には、太陽による熱吸収がもっとも大きいといわれる、低緯度で海水による熱の保存が行われ、海流や気流によって高緯度に運ばれるということが研究で言われていますが、仮に地軸がずれたり、また、地震や人為的な破壊や造作行為によって海峡がせき止められたりしたら、すごいことになるんじゃんと思うことが時々あります。

冬将軍には、石油や天然ガス、石炭などの熱源がないと生きていけないと思っており、私が寒冷地に住んでいたときに、オイルヒーターでは、全く役に立たなかった経験から、やっぱり、石油焚じゃないと厳しいなと実感した経験に基づいております。

間違いなく、構造的に寒冷地の仕様になっていない、東南アジアなどでは、仮に冬将軍が気象変動で来たとしたら、とんでもないことになるんじゃないかなと思っています。また、中国のように、あれだけ広い面積をもってしても、石油はガンガン輸入しているくらいですから、エネルギーが絶たれたら、ホント大変なことになるだろうなと。

以前、CNNを良く見ていたんですけど、中国の首脳連中が、アフリカをバンバン訪問しているのが、良く放送されていたんですよね。要は、紐付きの、資源外交です。

ホント、効率などを無視して、経済の発展最優先でやってきた中国、「油断!」が起こったら、日本以上に大変じゃないんでしょうか。まぁ、韓国も構造的に似ていて、こっちのほうがもっともっと脆弱なので、有事の際には楽しみですが、日本が巻き添えをくらうのだけは、勘弁してもらいたいですね。私の大嫌いな冬将軍、暦の上での春は来たといっても、油断したらいかんですね。



●地球の成り立ちと気候変動
 http://tenbou.nies.go.jp/learning/note/theme1_3.html

2012年2月7日火曜日

シンガポールラーメンバブル崩壊序章


ラーメン屋バブル・日本食バブルのシンガポールなんですけど、特に二郎を売りにした店が何軒もできて、ホントこりゃおかしいですわと思っていた矢先に、シンガポールでの二郎の老舗の「麺屋しんちゃん」が潰れたと聞いて驚きました。まぁ、交通の便や味のこともあって、最近は「バリ男」しか行っていないので、多くの人も同じじゃなかろうかと。

ラーメン博物館のようなところが、シンガポールの中心部にあるんですが、これが出来た時に、ホント、今がピークだなと思いましたよ。

不動産も、印紙税とか上がるみたいですし、色んな指数を見ていると、ちょっと前がいろんな意味でピークだったのかなと。セントーサ島の外国人が購入できる土地なんか25ミリオンとか馬鹿な値段が付いていましたからね。それに、ランボルギーニやフェラーリで通勤する輩も結構見ましたし。

特に、同僚が不動産を「買え買え」「エージェントが身内に居るから紹介する」と言ってきた時は、まずいなこれはと思いましたよ。ホント、いろんな意味でピークだな。

http://www.ramenchampion.com.sg/


●麺屋しんちゃんMen-ya Shinchan
http://www.asiax.biz/gourmet/6732-0114/
家賃の滞納で差し押さえされたようです。



2012年2月6日月曜日

設計思想と適者生存【多様性を考える】

20世紀の後半から、21世紀にかけて、いろんな意味で多様性が失われているなーと感じることが結構あります。多様性とは、気の遠くなるような歴史の中で、それぞれの環境に適合できるように、色んな遺伝子が交配を続けて来たものが、適者生存と言うことで残ってきたものだと思ってるんですよね。

それが、今は、少数民族は消えて無くなりかけていて、逆に、中国人、インド人、後は宗教というカテゴリーで言うとイスラム教がすごい勢いで増殖しているんですよね。こんなに短期間に、このようなものすごい勢いで増殖をしてきた時代って、過去遡ってもないんですよね。せいぜい、微生物の世界とか、小動物、昆虫の世界くらいじゃないでしょうか。ホント、ある日突然、中国人やインド人、韓国人だけ死ぬウィルスが広まったらどうでしょうか?あと、私の鼻くそがAIDSの特効薬だったらどうでしょうか?いろんなことを考えちゃうことが結構あります。

ホント思うのは、人間って、言葉もそうですけど、その環境に合わせて、思想だとか性格が形成されるところが大きいと思うんですよね。暖かいところに住んでいる人たちは、バナナを食べて、飢餓を回避することができるので、アホだとか、寒冷地に住んでいる人たちは、知恵を振り絞って、暖をとらなければなりませんし、定住を維持するために、みんなと協力して共同体を維持しなければなりません。

アメ車って、アホみたいにまっすぐな道で、平らなところがずっと続いているようなところに適している訳で、日本のようなところに合うわけありません。日本は明確な四季があり、地形も急峻なところが多く、湿気も多く、渋滞も相当発生するような過酷な条件です。ホント、自動車産業が発達したのもわかるなーと。ホント、設計思想が全く違うわけですから、同じ土俵で戦えるわけがないと。

言語にしても、英語って、SVで、主語の後にすぐ動詞が来て、どんどん修飾していき、表現もストレートなので、わかりやすい反面、きつい表現になりがちです。しかし、日本語は、動詞が最後にきて、婉曲な表現を好むので、空気や行間を読まないといけません。ホント、背景を考えると、狩猟民族と農耕民族の違いだよなーと思うことが結構あります。

いままで、きちんと棲み分けができてきたものを、グローバルな価値観で統一しようとしていますが、ホント、無理だろうと。そりゃ、ドメインのルールとか、コンテナの規格とか、金融のルールとかある程度、規格が統一されていないと、国際取引に支障を来たすので、それは、受け入れないと仕方ないですけど、地域や人種などの実情を踏まえないで、単一の基準を押し付けることはホント難しいだろうと最近、思うことが結構あります。

スーパーにしても、外食にしても、いろんなものが大資本にとって代わり、地方にいってもどこもおんなじ風景で、全く風情がありません。ホントクソだなと。多様性を無視したことをやったら、何かあったら、運命共同体で一緒に消えてなくなりますよと思っちゃいます。

資本主義は、常に行き過ぎるという弊害がありますが、今の資本主義の暴走はホント、コンピュータの普及、ネットや携帯電話の登場という情報革命があってから、本当にすごい勢いで進んでいますが、やりすぎの反動はそりゃすごいものがくるだろうと。

2012年2月5日日曜日

途上国で鉄道が普及しないのは自動車会社の陰謀か?


タイのバンコクとか、インドネシアのジャカルタとか、インドのデリーとかムンバイなどの大都市で思うんですけど、ホント、街の規模に比して、鉄道が貧弱だなと。あれぐらいの規模の都市で、後発の都市であれば、東京やNY、ロンドン、香港、シンガポールなどの先行している都市を見本にして、それを取り入れてもよかろうものを、なぜそれができないのか、色々考えるところがあったんですが、結論は最終的に3つになりました。1つめは、自動車会社の陰謀と現地の販売会社は、有力者であるため、車を買うように仕向けていると言う説、二つ目は役人がアホであるということ、3つ目は、無計画に都市を作ってしまったのでいまさら計画すらできないし、そんなお金はないということでしょうか。

ホント、東京なんかは、網の目のように地下鉄が走っていて、山手線の中であれば、車を使うより、電車を使ったほうが遥かに便利で、早いですからね。バンコクなんかもBTSやメトロができて、むちゃくちゃ便利になったんですけど、チャイナタウンやカオサン、ワットポーあたりへ行くのがホント不便なんですよね。


あとは、中央と地方を結ぶ路線ですよね。タイもマレーシアもホント貧弱で困るんです。インドも、総延長じゃかなりのキロ数ですけど、ホント、屋根の上にのったり、ドアが無くて人がバンバン落下したり、ありゃ乗り物では、無いですよ。

インドネシアは、東南アジアで一番デカイ都市にも関わらず、地下鉄が無いですからね。今は、高架の鉄道を作っていますが、いつ出来ることやら・・・・。

2012年2月4日土曜日

シンガポールのオートバックス

シンガポールに出来たとは聞いていたんですけど、知らぬうちに3軒もできていて驚きました。それよりも、カー用品店がこの国は少なすぎです。ホント、日本なんか、パイパス沿いに腐るほど出来ていて、過当競争ですが、シンガポールとか、タイ、インドネシアって、車のマーケットがデカイに関わらず、こういう店が極端に少ないんですよね。

他の商売でも思うんですけど、日本のパクリである程度、現地の味付けにして展開すれば、色んな商売で成功すると思うんですよね。まぁ、実際に日本飯やユニクロなんかは、馬鹿流行ってますけど。日本市場が人口減でさらに、多くの人が貧乏になってジリ貧ですから、伸びている市場に経営資源を投入するのは正解かと。

今日は、風呂の中でしたような「屁のようなクラクション」を変えにオートバックスに行ってきました。開店と同時に行ったんですけど、45分待ち。アホかと馬鹿かと。つーか、平日にも関わらず、結構店頭には人がいるし。つーか、私こそ、何やってんだ?って話ですけどね。色々悩んだ挙句、ボッシュのカタツムリ型のホーンにしましたよ。欲しいのはみーんな売り切れで、消去法で買わざるを得なかったんですが、満足度は60点です。

早速、高速でウィンカー出さずに車線変更する車に鳴らしたんですが、車の挙動を見ていると「ドキ、ぉっ、ゴメン」って感じで、一瞬びくついて、ごめんなさいって運転手が思っているのが伝わってくるんですよね。前のホーンですと「すかしっ屁をしようとして、音がでた」と言うようなホーンの音ですと、鳴らすのが逆効果で、完全に舐められて、「ヘボい音だすなら、お前が退けよ」と、逆切れのような状態でしたからw

山道も走って、サルが飛び出してきたんですが、サルにも効果があって驚きました。ホント、変えてよかったなと。ホント、次は、六連のゴッドファーザーのメロディフォンを装着すれば、大統領だろうが、首相だろうが、警察だろうが、誰でも道をゆずってくれるんじゃなかろうかとふと思いました。

それよりも、マレーシアのKLのお隣のクランのオートバックス、ここは、かなり良かったです。何よりも価格がシンガポールに比較してクソみたいに安いと。それに、今は日本人が4人居て、教育をしていることもあり、日本人クオリティのサービスでしたから。


●オートバックス・シンガポール
http://www.autobacs.com.sg/

2012年2月3日金曜日

継続疑義の注記 【ゴーイングコンサーン】

最新の四季報を昨日買ったんですが、本当に継続疑義がついている企業が本当に多いんですね。去年だったら、東京電力に継続疑義がつくことなんかありえなかったでしょうに。

アイフルや明治機械、小糸工業、池上通信機なんて企業も入っています。一昔前だったら考えられないですね。そのなかで、日本風力開発が入っていたのも驚きました。やっぱり、風力発電は駄目なんだと・・・・・。社長さんは、脱サラして風力発電に命をかけているような人でしたけど、確か内部で不正取引があったような記憶がありました。それがなくとも風力発電は駄目かと強く感じましたよ。

ところで、ゴーイングコンサーンって10年位前からきくようになりましたが、企業って継続をすることが前提で考えられているってことなんですね。で、継続疑義と。