立教女学院女子短期大学、学習院女子短期大学、そして青山学院女子短期大学といえば、立短、学短、青短と言われる御三家、3短(サンたん)とか言われて、ヘボい大学なんか比べ物にならないぐらいの優秀な女性が居たもんですけど、青山学院を残して、名門の二短大が消えてなくなりました。学習院は学習院女子大となって4大になり、立教女学院は閉校となりました。
ある女性が言っていたんですけど、結婚の事、子供を生むことを考えると4年というのは長いと。それにどうせ腰掛けで、結婚してすぐ辞めるのに、なんで短大が無くなって四大になるの?と言う、ある名門短大の卒業生の弁です。また、高卒だとなんだか、学歴的に嫌だし、それに四大だと長過ぎて、社会にでるのが22歳じゃんと。それから働き始めて結婚をするとなるとだいぶ遅くなっちゃうから「帯に長し、タスキに短し」というのを解決するのが短大だったのに・・・・とボヤいていました。
確かに、ごもっともです。晩婚化の流れの中で、結婚や就職の機会を逃してしまうのは、年齢を考えると痛いことですし、それに四大へ行ったからと言って、何か特殊なことをやるかと言ったら、別にそうじゃない。よほど専門的な薬学とか医学、工学以外、別に文学部とか経済学部、それに家政とか行っても、別に特殊なものが身につくわけじゃないと。単に遊ぶ期間が長くなるだけだと。それに付随して学費など、親の負担も大きくなっていることは、問題だとも言っていました。
青山学院もおそらく、今の流れのままですと無くなるでしょう。本当に私立大学は、少子化の流れの中で、経営を考えると生き残っていくことが出来ないので、短大を廃止、若しくは四大へということなんでしょうけど、Fラン卒を大量に作るより、より早く社会に出したほうが皆が特をするでしょうに。大学の経営の問題で、ロースクールなんかも乱立してしまいましたが、維持できないところもたくさん出てきています。今後、ものすごい勢いで若年層が減ります。どうやって対処するんでしょうね。
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