2015年5月31日日曜日

超高収益企業ファナックとは何なのか?【営業利益率が4割を超え、時価総額6兆円超え】

富士山の麓の忍野村の森の中にある黄色い建物がファナックの本社並びに事業所です。富士通の計算機部門が分離した会社で、その富士通も富士電機(富士通信機の省略が富士通)から分離したもので、更に富士電機も古河電工とドイツのシーメンスの合弁会社(古河のふとシーメンスのドイツ読みのジをくっつけて、縁起のよい富士と名付けた)が起源です。

富士山の麓には、鳴沢村など、平成の大合併でも周りと合併せずに、村でそのまま残る自治体が複数ありましたが、この忍野村もその自治体の一つです。理由は、ファナックが落とす膨大な税金があることと、富士講や別荘の固定資産税により自主性を維持できることが大きいと聞きました。

それにしてもファナックは、その超高収益と世界シェアが6割を超すという圧倒的な強さに目が行きますが、閑静な森のなかにある目が痛くなるような黄色い建物の、とても気になります。車も黄色というのは本当に徹底しているなと思います。

自社株である金庫株9200億円を焼却するというのも現金の塊だからできることで、本当にすげーなと思います。

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