事務系の求人倍率は0.2倍と聞きます。100人の求職者に対し、20人しか椅子がないということですね。営業系も似たような感じですが、いわゆるブラック企業・ブラック業界は、定着率が低いので、全入に近いところもあるので、これが倍率を狂わせています。実際、BtoBの法人向けのルートセールスなんかは、結構楽なところが多いので、狭き門でしょうが、BtoCの個人向けの営業は、成績が上がらない事が多いため、どんどん辞める人がいるため、広き門となっている現実があると思います。
一方、建設業界は、求人倍率が4倍、介護なども3倍などと非常に高くなっていますが、雇用条件が極めて悪く、賃金も安いところが多いです。建設業界は、年間休日が60日しかないとかはザラですからね。それに、現場が僻地であったりすることも多いですし。
雇用のミスマッチとは、今後益々拡大をすると思っています。特に、事務系や営業系は、インターネットやOA機器などの普及によって、人出が要らなくなって、余っている程ですからw 技術系でも、工場みたいなところは、定時で帰ることができることが多いため、人気がありますが、建設とか仕事がきつい介護などは、なり手がおらず、仮になっても、待遇の悪さやキツさですぐに辞めてしまう現状があります。
建設関係は、おじいちゃんの労働者がとても多く、あと5年、10年もすれば、人手不足がもっと深刻になるでしょう。今、物流業界では、ドライバー不足が叫ばれているようですが、これは、インターネットショッピングが当たり前になったこと、それからJITの概念が様々なところに波及したことによるものでしょうからね。
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