2013年12月24日火曜日

大沢樹生が喜多嶋舞との長男と思っていたところ、父子確率0%【DNA鑑定が及ぼす影響】

元光GENJIのメンバーである大沢樹生と女優の喜多嶋舞との間に生まれたと思われていた長男が実は、DNA的な結びつきが大沢樹生とまったくないと報道で見て、驚きました。先日、60年前に病院で取り違えられてまったく違った人生を歩んだ方々を取り上げましたが、この事件は、元読売ジャイアンツの満塁男の「とりあえずお疲れ」の再来かと思いました。通常であればショックから立ち直れないぐらいだと思いますよ。

この記事を見てあせっている女性は多いと思いますし、これから離婚が増えるでしょう。むかし、確かTBSの番組で顔を隠して、100人くらいが本音を言う番組があったんですが、自分の子供が父親の子じゃないと思っている人が、確か3割ぐらいいて驚いた記憶があります。ですので、決して特殊なことじゃないんだなと思っています。ただ、公になるかならないかということで。

世の中「知らないでおけば幸せだったのに」と言うことがかなりあったと思いますが、DNA鑑定がこれほどメジャーになり、しかもGSPで行動が監視され、メールや通話内容も証拠としてバッチリ残るとなると、便利になったものの、本当に息苦しい世の中になったもんだなーと思いますよ。

2013年12月21日土曜日

王将の社長射殺事件【上場企業のリスクマネージメント】

餃子で有名な王将の大東隆行社長が本社前で射殺された事件は、会社のトップ、経営層のリスクマネージメントとして、非常に考えさせられることが多い事件でした。素人的なプロファイリングですとお金がまったく盗まれていないこと、至近距離から銃弾がすべて命中していることからお金目的ではなく、怨恨説があげられていますが、例のホストの店内での全裸での店舗の閉鎖により損害賠償をされたホストの件もそうですが、軍隊式の絶対服従の教育など、外食やブラック企業によくありがちなことが行われていたと噂されていること、あとは息子が孫と一緒に失踪していたことなどから身内でトラブルを抱えていたことなどが挙げられています。

この事件で思ったことが下記です。

1)毎日同じ行動をとっている
2)通勤ルートが同じである
3)ベンツという高級外車に乗っていた
  しかも左ハンドルである
4)監視カメラが会社だけでなく、店舗にもない
5)早朝に一人で行動をしていた
6)登記簿に住所が記載されている
  法務局で簡単に取得可能で、ダミーで
  住所を記載している人は少ないと思われます。
  債権者保護のためと言われますが、
  大企業の経営者等はある意味危険です。

この事件から、上場企業の経営者、特にオーナー経営者は、身の危険を感じた人が多いでしょう。特にブラック企業と言われている経営者は特にそうだと思います。自分でハンドルを握る人が多いでしょうし、単独行動をとる人も多いと思います。

最近は、勝ち組と負け組みがはっきりした事、一度転落したら、ほとんど再起不能に近いくらいになってしまうことなどから、普通にがんばっている人も簡単にひょっとしたことから人生がめちゃくちゃになってしまうことも多いかと思います。それは、進学、就職、転職、結婚という人生の大きなイベントではなく、日常の些細な行動でもある訳です。

監視カメラが町中にあふれるなか、ジョージオーウェルのような1984の時代が既に到来をしていたと思っていましたが、このような殺人事件がいとも簡単に起こされるということも実感しました。殺人とは、通常は、大きく二つに分かれます。やはり、王道は、「金銭目的と色恋沙汰」ではないでしょうか。その他も、通り魔的に突発的に殺されることもありますが、「カネと女(男)」とほぼ、相場は決まっています。

犯罪白書を読んだことがないのでなんともいえないのですが、過去の統計とかをみるとおそらくそういうことになるのだろうなと思います。会社の総務部の人は、今回の事件を受けて、下記のようなリスクマネージメントを見直したほうがよいと思います。

1)災害時の行動指針と業務再開・代替措置
2)事業遂行のためのデータのバックアップとミラーリング
3)経営層の安全管理と万が一の際の意思決定
  アメリカの大統領などは、万が一の際に副大統領が
  代行するなどが明確に定められていますし、
  トップ層が移動する場合は、お金がかかっても
  車や飛行機を別にして、同じタイミングで事故などに遇うことを回避しています。
4)企業秘密の漏洩防止措置、産業スパイの防止
  機密情報、秘密情報の設定とそのアクセス権限や管理
  また、復旧措置など
5)競業避止義務
6)社員の教育
7)トラブルの回避
  労働問題や取引先、またサービス業の場合は、一般顧客との人的トラブルの回避策











2013年12月1日日曜日

賛育会病院の新生児取り違え事件【権利の上に眠る者は保護に値せずと言われるのは・・・・】

方や生活保護を受けている母子家庭で育ち、トラックの運転手をしている長男、そして裕福な家庭で育ち家庭教師をつけてもらい、大学を卒業し、一部上場企業で働き、その後家業を引き継ぎ、不動産会社の社長になった方、そもそも60年近く前の昭和28年に取り違えが起こった事から二人の人生は大きく変えられました。

正直、階級の再生産と私は思っているので、環境によって、そして与えられる教育によってその後の人生は大きく変えられるものだと思っています。それを端的に示した事件ではないでしょうか。狼に育てられたアマラというのは、昔心理学の授業で習った記憶がありますが、それに近いものがあるのではないでしょうか。

当時は、DNA鑑定がないのですから、取り違えがあっても、顔が似ていないねで済まされる事が多かったと思いますが、今の時代は、99.999・・・・・・と9が13個も続くほど確立が高い結果が出ます。当時でも、血液型からある程度の結果は出たのでしょうが・・・・・・。

日本ほど、非嫡出子が少ない国は世界でもなく、相続でも日本の家庭制度を崩壊させないようなけん制をするために、相続の差別を行ってきた事や村八分に代表されるような社会的制裁(サンクションと言ってもいいでしょう)が行われてきたことは、日本人の道徳観の高さの維持に貢献したところも多分にあると考えています。

実際に、不倫などでできてしまった子供が実際の子供として育てられているケースは結構多いと聞きますし、複数の人と関係をもって、誰の子供がわからなくなったと言っている人も過去に出会った事もあります。DNA鑑定でいままで平穏だった夫婦関係、家族関係が壊れてしまった人も多いでしょう。実際に元読売巨人軍の選手だった満塁男は、奥さんが出産したとき、いきなり肌の黒い子供が生まれてきたといい、二ヵ月後にスピード離婚をしていますからw

高度経済成長期は、ベビーブームや設備が追いつかないというような背景があったのでしょうが、人間のやることですから、とり間違いは他にも起こっているでしょう。実際に、患者の取り違いが、今の世の中でも起こっているぐらいですから、当時はもっともっと起こっていた事でしょう。

それにしても、本来貧しい家庭で育つ筈だった方は、育ての親を介護を拒否したことから、疑惑が大きくなり、弟から鑑定をしようという話が出たと言う事でした。あとは、母親が死ぬ直前に着衣が他の子達と違うから・・・・と漏らしたのがこのような裁判を起こすきっかけにもなったと言います。

まぁ、表見代理とか時効の問題とか、いろいろあって、あとは両親が無くなった今は廃除とかは難しいでしょうけど、親の面倒をみないDQNからは財産を取り上げても良いと私は思っています。

それよりも、悲劇をつくった張本人の取り違えた病院への裁判所の判決は、たったの3800万ですから、超安すぎますけど。