2012年12月16日日曜日

ネット通販、アマゾンのシェア拡大と金太郎飴商法【Eコマースでもはじまった寡占とアマゾンの脅威】

Eブック市場でも台頭するアマゾン、そのスケールメリットを生かして、しかもテールの法則を生かすだけでなく、本で培ったノウハウを他の分野でも遺憾なく発揮しています。聞くところによると、アマゾンは仕入れ価格を下回る価格で販売することもあるということで、そりゃ、電気製品も価格COMで見た最安値を下回るものもあるわなと納得をした次第です。これは、消耗戦で、ライバルを駆逐する戦略だと思いますが、アマゾンのような体力がなければ難しいと思います。家電業界のルールを知らないのですが、ある程度、たくさん買ったら報奨金がでるとかそのようなもので、トータルでは損をしないとか言うものではないかと想像しています。それか、一緒に買うほかのもので利益をとって、トータルで儲かる方法とか。

私はアマゾンは、小売業界の王者として、シェアをじわじわと拡大していくと思います。実際に、普通の本屋さんは結構、廃業していますからね。本屋の廃業の理由は、土地代や建物の維持費だけでなく、本の利益が低いこともありますが、万引きのリスクもありますからね。アマゾンは、倉庫やそれに伴う人員が必要となりますが、物流業者の当日、若しくは翌日配送という便利性もあって、着実に本屋を駆逐しています。

物流業界における、極めて大きな顧客で、場合によっては、大株主として躍り出るかもしれませんね。AMAZONは、正直、私は、じわじわと拡大するそのシェアと、知らないうちに金太郎飴方式に色々な商品を本のモデルで取り込んでいるところがすばらしいと思っています。敵うところは今のところ、見当たりません。


●新・流通モンスター アマゾン
http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/toyo/detail/BI/aef27192fdd0dcac95e0ee2ed60e7fcb/

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