一過性のブームって怖いなと思います。たまごっちなんかもそうだったんですが、こういう嗜好性の強い食品はその傾向が強いですよね。それにしても、フィリピンでブーム後にバンバン工場を作って、日本のフジッコが国産化技術をその後に開発したって言うのは、笑えない話で、他でも同じような問題がバンバンおきていますからね。ナタデココは、デニーズが仕掛け役で、これらの片棒どころか、両棒をかついでいたわけですね。
電話の交換機も一台、何臆するものが、その後の技術革新で、タダ同然になったり、一番良い身近な例は、カメラのフィルムですよね。富士フィルムなんかは、富山化学とか買収して業態の転換を図っていますが、デジタルカメラ全盛の時代になって、銀塩フィルムがいらなくなってしまったと。超優良企業として世界に名を馳せ、ダウ平均の銘柄にも選定され、社内にたくさんの博士を抱えていたイーストマンコダックは、世の中の変化についていけなくて潰れてしまいましたからね。
昔は、写真やとかは、工事業者の写真とかで、かなり現像需要があったといいますが、今は、そういうのが全くなくなりましたからね。田舎の写真屋は、建設会社などが使ってくれなくなったところから多数廃業したようです。デジタル化、おそろしやと思いますが、ある意味、ビジネスチャンスですからね。それにしても世の中の動きは早すぎる。
あと、この日記を書いていて思ったんですが、インドネシアやマレーシアのようなパームオイルやサトウキビなどのモノカルチャビジネスも、行き詰ったら早いだろうなと。一点投資は、そりゃ、稼げる時は凄いですけど、落ち込んだら、本当に坂を転げ落ちるように転落しますからね。中国は、その素質を十分持っているので、今後の動向には注意ですね。
私は、ナタデココの他にティラミスなんかも結構今でも好きなんですが、タピオカ入りのココナッツミルクが大好きなんですよ。シンガポールなんかは、アーモンドミルクとかがコンビニで売っていたりして、私は頻繁に買っていましたけど、この辺もマスコミなんかがブームを作ったら○○ダイエットとか言って、納豆やバナナ、トマトが店頭から瞬く間になくなったように、同じくブームになると思います。
個人的には、アーモンドミルクとか、ココナッツミルクって結構体に良いものだと思っていますので、健康食品会社が日本に広めてくれないかなって思っていますよ。あっ、ちなみに、私は、青汁は薬局で買って毎日飲んでいます。一時期、銀座まるかんっていう例の高額納税者で上位にでていた、斉藤一人のところのを二ヶ月くらい続けたことがあるんですが、確かに効果はあるものの、値段が一か月分で1万円と高いことからすぐにやめました。今は、ヤマモトキヨシなんかでよく置いてある、山本漢方製薬とかヤクルトの大麦若葉とかケールのものを使っているんですが、コスパがいいんですよね。とにかく安い。で、快便になると。だいたい、まるかんの青汁の5分の1なんで、お財布にもやさしいです。
あと、個人的には、ボボチャチャっていうシンガポールやマレーシアで食べることができるものでココナッツミルクの中に、イモやカボチャ、タピオカなんかが入っているものです。これが好きなんですよ。アーモンドミルクと同様、日本で流行ってもらいたいです。
●ナタ・デ・ココ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%BB%...
1993年の日本でのブームによる消費量の急増により、現地のココナッツ生産者らは特需景気にわき、また需要に供給が追いつかなくなるほどでもあったため、設備投資をして生産力増強を行った。
しかし、生産設備の増強で供給量も増大する頃にはブームが終焉、さらに日本の大手食品メーカーが国内生産に成功したために原産地で加工する需要が激減、生産者らは残った莫大な負債に苦しむ事となった。
食料品の特需景気ブームとブーム終焉による問題は、同じ頃起こっている平成の米騒動や、ボジョレー・ヌーヴォー、ティラミス、パンナ・コッタブームにも見られた。
●ナタデココ流行の悲劇
http://bright-star.blog.so-net.ne.jp/2010-12-26
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