えちごやBlog。シンガポール在住時に書き始めました。越後屋から悪代官になれる日を目指し、備忘録的に思いつきで日々の雑感を書いている越後屋ブログでありんす。腹黒満載の真っ黒くろすけなので、ある日突然、タイトルが「あくだいかん日記」になったら、そういうことだと思ってください。 かしこ
2012年4月21日土曜日
EMSはウンコと思ったら・・・・・・実は【鴻海の野望】
前に、シャープが決算を無事に乗り切った日記を書いた際に、鴻海に野望があるんじゃないかと書いたことがあるんですが、案の定そうでしたね。つーか、スケールメリットがこの業界じゃ思いっきり聞きますし、EMSで軒並み大手メーカーの首根っこを抑えたら、あとはもう独占ですね。
それにしても、規模が馬鹿みたいにでかいなーと。それよりも、さっさとサムスンを葬ってくれないかなー。
ホント、この鴻海は、戦略がはっきりしていて、軒を借りて母屋を乗っ取る典型的な例だなと。それよりも、10年、20年後の戦略を着実に進めているところは、ホント、アメリカ企業や、最近の日本企業が目先にとらわれすぎているところを見ると、ホントしっかりしているなと。業界トップの企業に目をつけ、そこの下請けに甘んじ、そして、徐々に骨抜きにする。すごいな。スケールメリットがでかすぎて、ホント、大きな電機メーカーが束になってもかなわない存在になっちゃいましたからね。シャープが乗っ取られるのも、そう遠くないなと。できたら、サムスンをさっさとやってもらいたいですけどね。それにしても従業員数が96万人ってすごいな。日本の地方の中核都市並みじゃん。生産台数が133億台、子会社が600社ってすごいな。そりゃ、国内では大企業って呼ばれる会社が束になってもかなわんわ、こりゃ。鴻海精密工業(こうかいせいみつこうぎょう)は、一般的にFoxconn社のフォックスコンである。
アメリカにとび、自分でハンドルを握り、12ドルのモーテルを泊まり歩き、飛び込み営業して、門前払いされても食らいつくその根性、本当にこういう経営者は強いな。「成功する自信なんてどこにもない。だが、どんなに厳しい環境でもゴキブリのように生き抜いてみせる」という 董事長 Terry Gou(郭 台銘) 会長の言葉は、ホント、一時的に衰退することはあっても、生き残る人間だと思いました。
現代にその子孫が1600万人もいるというチンギスハーンを形容して、死別した奥さんと別れた後に、
下半身のスクープでいろいろ騒がれた郭会長のことを現代のチンギス・ハーンと呼んでいる人もいるようですね。
●シャープを救った台湾企業、鴻海(ホンハイ)――サムスン潰しへの野望【上】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120418-00000000-toyo-bus_all
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/a1bddcf1797189e43c381766170246c0/page/1/
●郭台銘
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%AD%E5%8F%B0%E9%8A%98
●鴻海精密工業
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B4%BB%E6%B5%B7%E7%B2%BE%E5%AF%86%E5%B7%A5%E6%A5%AD
●フォックスコン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%B3
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