日銀の統計によると硬貨の流通量が減っているそうです。理由は、電子マネーの普及ということですが、なるほどなーと。先日、日本へ一時帰国した際、大阪をぶらぶらしていたんですがかなり多くの店が「EDY使えます」と書いてあるんですよね。空港はANAの息がかかったところが多いので当然としても、普通の飲食店や電器屋で使えるのは驚きましたわ。
私は、基本的にマイレージを航空券に交換することが多いんですが、今回は、率が悪くなってもいいのでという感じでEDYにかえたんですが、これが意外や意外、いろんなところで使えて、結構重宝したんですよね。マイレージの交換率も悪くなったので、こりゃ結構いいなと。
前は、会社の経費やゴルフコンペの幹事をやって立て替えることが多かったので、カードのポイントがバンバン溜まって、それをマイレージに換えることが多かったんですが、時代も随分と変わったなーと。
このEDYやSUICAの技術は、ソニーのフェリカ(FeliCa)の技術を使っていて、一番早く導入されたのが、香港のオクトパスカードで1994年に既に導入されていたと言うことですから驚きです。ちなみにシンガポールは2002年に導入されて、公共の交通機関の運行の効率が随分と上がったそうです。
それに比べると、組合がバンバンストをやるヨーロッパは糞だなと。フランスやイギリスですらウンコ以下ですからね。それを考えると、日本経済は駄目駄目ですけど、すげーな日本と。
ところで、ヤマダ電機のポイントや、マイレージも会計上は、負債として貸借対照表に計上しないといけませんが、これは、現金として認識されるんでしょうかということがとても気になりました。ちなみに、私が知る限りは、商品券と同じように、使った時点で会計上は現金と同等の処理がなされると・・・・・。ちなみに、余談ですが、商品券や切手は、非課税扱いになるので、消費税はかかりません。昔、経理をやっていた時に「非課税と対象外」の違いがわからなくて、悩んでいたことをふと思い出しました。
話がそれましたが、マネーサプライを増やせとか、政府紙幣を刷れとかいろんな議論を聞きますが、ホント、政府も個々人に電子マネーのカードを与えて、一人100万円くらい与えればいいのにと思うことがあります。シニョレッジとかも完全無視できますし、通貨ではないので、信用も与えなくてもいいですからねw ただ、強制通用力もないわけですから、民間会社がEDYのように運営がなされていたら、ホント回収もできなくなるわけですね・・・・
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