2011年11月6日日曜日

市場は縮小してもヤマダ電機の一人勝ちは続く【9831】

前にも書いたことがありますが、ソニーさえも平伏すヤマダ電機。2年前の電機業界の小売のシェアは30%を達成したはずですから、今では40%を超えているんじゃないかと思っています。

ホント、力関係が逆転ですよね。ソニー、パナソニックすら、群馬の高崎へヤマダ詣でへ行くという、力関係の逆転は、これからもスゴイ勢いで、寡占へ繋がっていくと思います。市場は減っても、シェアはあがると。そして、電機メーカーへの交渉能力はもっともっと上がると。

多くの面で業界の寡占が進み、薄利多売のスケールメリットの商売で、体力の消耗戦が続いています。よほど特色のある中小以外はは大手に飲まれるしかないでしょう。それにしても、あれだけ市場規模が多く、10年前は、ナンバーワンとツーのヤマダ・ヨドバシを足しても市場占有率はたったの10%を超えるのみでした。今は、過半数を超えているのではないでしょうか。それにしても、家電界のガリバー、二兆円企業で純利益は550億円。すげーな。


●家電量販市場、25%縮小=再編「不可避」―政投銀調査
時事通信 11月6日(日)2時34分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111106-00000010-jij-b...

日本政策投資銀行は5日、家電量販店の市場規模が2012年には、10年(6兆円)比25%減の4.5兆円に縮小するとした調査結果を明らかにした。地上デジタル放送移行に伴う買い替え特需が終わり、テレビの販売台数が急減するほか、パソコン販売額の減少も避けられない。政投銀は「量販店の合従連衡は不可避」(産業調査部)とみる。調査結果は来週発表する。
 政投銀によると、12年の薄型テレビの国内販売額は1兆円を下回り、10年比5割超の減少となる見通し。パソコンは単価下落が直撃し、12年の販売額は5000億円弱と10年比3割減となる。
 家電量販店はテレビ、パソコン、白物家電が中核。白物の販売規模を維持できても「12年以降、既存店ベースの売り上げは昨年に比べて2割は減る」(同)見通しだ。

●ヤマダ VS. ヨドバシ「東京決戦」の行方
 http://www.jmrlsi.co.jp/menu/mnext/d02/02/economist0702.html

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