2011年11月5日土曜日

日本電産つえーな【6594:アップルにも通ずるところがある永守教祖】



永守重信さんの本は何冊も読んだことがありますが、この男は、ホントに哲学のある男だなと思いました。そして、やることは極めてシンプル。「すぐやる、かならずやる、できるまでやる」。アップルにもホントに通ずることが多いんですよね。経営も極めてシンプル。

それにしても、他の会社が被害状況の把握に手間取っている間に、リスク分散、そして今後の生産増強までしっかりと見越しているとは。

この男の事ですから、転んでもタダでは起きず、今回の逆境をむしろチャンスに変えてしまうような気がします。他の会社のIRもみましたが、アリバイづくりに第一報、第二報と出しているにすぎないところがあまりにも多く、今の被災状況の把握、そして今後の対応、そして生産への影響、今後の会社の方針などが全く伝わってこないんですよね。

平常であれば、誰が経営者をやってもある程度は無難に勤まりますが、大将がアホだと、危機に直面すると即死ですからね。永守重信という男は、自ら株をしっかりと持ち、リスクを自分でしっかりと認識しながら、創業者として強いリーダーシップを持ち、危機に直面してもひるまない強さを持っています。

平日は忙しくて分析できませんでしたが、休みの今日、NIDECをしっかりと分析して会社のIRなども見て、改めて、この男の居る間は、日本電産は伸び続けると確信しました。


●決算説明会資料
 http://www.nidec.co.jp/ir/indexdata/2011/1026.pdf

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