2009年12月1日火曜日

巨人ノキアも怯える「山寨機」 【オバマ大統領もびっくり】

オバマ大統領もびっくりのブラックベリーならぬ、ブルーベリーは、そのネーミングのセンスから、マニアの垂涎のアイテムとなっているそうな。。。本家でないデュアルシムと言うのが、大きなポイントで、私の周りでも、心が動いたという人が何人もいました。わたしは、Made in Chinaと言うよりもリバースエンジニアリングのスゴさと商魂の逞しさを感じました。

研究開発費は、リバースエンジニアリングが上手くいけば、本当にタダ同然だと思うので、デザインやソフトの開発などの負担が大幅に減ると言います。場合によっては、本家と同じ金型で作っていると言うので、ますます、開発費と製造費が安くなり、本家と大きな価格差をつけられます。バナナの叩き売りのようにして莫大な利益をあげていると聞きます。

一方、巨人、ノキアは、膨大な研究開発費を費やしたにも関わらず、即、コピー製品が出るため、相当頭を抱えているそうです。日本では、最近、知的財産権がとってもうるさくなり、成田空港でヴィトンのバックが没収されている光景がよくニュースで放映されます。要は、「フリーライド」ということで、窃盗と一緒なんですね。知的財産権ですから。あるデザイナーが考えた独走的なデザインは、商標として、認知されているので、それをパクるのはいかんでしょうということです。それに、そういうのを野放しにしたら、特にソフトウェアなんかは開発意欲が削がれて、いい製品がでてこなくなるでしょう・・・という考え方です。

ところで、不動産の場合は、10年若しくは20年の平穏に占有をすれば所有権が主張できますが、動産の場合は、即時取得なんですね。よく、善意の三者とか悪意の三者とかいいますが、不動産の場合は、対抗要件とか色々あるものの、即時取得が認められていません。時計とかの動産は、即時取得が認められるので、例えば、ロレックスの偽物を掴まされて、ロレックスショップに修理で持っていくと、シリアル番号から偽物か本物か、そして履歴まですぐに分かるといいます。この場合、善意の三者が盗品だと知らずに、買い受け、持ち込んだ場合はどうなるんでしょうか???ちょっと疑問に思いました。たぶん、インターネットに事例が転がっていると思うので、調べてみたいと思います。ちなみに通貨の場合は、「善意の第三者」であっても、知らずに使ってしまっても駄目なんですね。


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